牛に引かれて５０キロ！『布引観音』参拝～♪

暑い～日が続きますね～
こんな時はちょっと涼を求めて山あいにGO

今日は小諸の御牧ヶ原の一角、
千曲川が刻んだ断崖のなかにたたずんでいる『布引山釈尊寺』へ
このあたりは”布引渓谷”と言って”信濃の耶麻渓”といわれてるんだとか。



入り口からいきなり険しい登り
でも道はしっかりついているので安心して登れます
ただあんまり人の気配がないのでちょっと不安・・・。



”牛に引かれて善光寺参り”はよ～く知られた逸話
善光寺山門正面の額の”善”の字が牛になっていたり
観光案内所に”撫で牛”がいたり、善子さんと光子さんがいたり
善光寺さんにはあちこち牛にまつわる物がたくさんあります。



逸話に出てくる強欲ばあさんを目覚めさせてくれたのが、
ここ「布引観音」の観世音菩薩。
牛に化身して強欲ばあさんを善光寺まで走らせたんだとか。
GOOGLE MAPで距離を測ったところなんと５１．９キロメートル
なんとフルマラソンより長いじゃないですか
布一枚でなんとまぁ　ばあさんの強欲も筋金入りだったんですね



ここが山門。
本来のルートはこの門をくぐって直登していったようですが
今は何故か山門を右手に見ながら山道を登ります。



風情のある石段を登りきるとやっと境内に到着
だいたい１５分ぐらいでしょうか、涼みに来たのにかえって暑いかも




本堂から見ると観音堂がまるで宙に浮いたよう。
観音堂に観世音菩薩がまつられていますが
風情は山形の山寺か京都清水の舞台みたいです。
観音堂までは護摩堂があったりトンネルがあったり牛の石像とかもありますよ～



上から見ると結構高かったりします



ちょっとした登山のような味わいがありますが
とてもすがすがしい気持ちになれるところです。
ぜひ行ってみてください