懐かしい写真

2011-01-14 13:27:29 | Weblog
写真を整理していたら23~24年前の懐かしい写真が2枚出て来ました。



これは私が立体造型のバルーンを作った一番はじめのバルーンなのです。
ディズニーランドで買って来たミッキーのフィギュアをモデルにして
何の知識も無くただ思うがままに粘土で原型を作り型取りして家庭用
ミシンで縫製、色付けもラッカースプレーで塗った覚えがあります。
何回か膨らませると塗料がボロボロ剥がれどうしようもない物でした。(笑)
うちの会社の技術の原点と言える懐かしい写真です。
まさかこの写真が残っているとは思いませんでした。

そしてもう一枚がこの写真。

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皆さん、どこだと思いますか?
40過ぎの人なら覚えがあるかも?
一番奥で建設中なのが東京ドーム、右側が後楽園球場です。
写真にも1987年3月25日と日付けが入ってます。
24年前の昔からこんなド派手な装飾をしてました。
笑えるのが当時デコバルーンなど無かったので全て30cmのビーチボールで
この形を作っていたのですから、もう大変でした。
ビーチボールのハンガーフックと言う細~いフックに頼っていたのですからね。
一ヶ月の期間、毎朝3個落ちてるよ! 5個落ちてるよ、なんてね。
今思えば懐かしい話です。

今のバルーン業界の人達は材料に恵まれてます。
メーカーがつくり出してくれる素材だけで仕事をしているような気がします。
だから同じような物だらけになってしまうのです。
同じような物は価格競争になり最後には価値の無いものになってしまう可能性があります。
もう、人と同じ事をやっていて儲かる時代ではありません。
今年こそ、オリジナルな物、やり方を考えてはいかがでしょう。
応用力もね。

今も尚、新しいもの作りに挑戦してます。
何度も何度もテストして世に出すのです。