【物件名:タウンS】
先月退去となった戸建て物件のDIYリフォームも大詰めを迎えてきました。
最後は、階段の手摺の取り付けです。
本物件は、2000年以前に建てられた物件で階段の手すりが付いていません。
所謂、既存不適格で違法建築ではありませんが、高齢化の世の中ですので、やはりあった方が安心安全で住みやすいですし、自分自身も清掃等で1階と2階を行き来した際、手摺りはあった方がいいなと思ったので、この機会に取り付けることにしました。
ホムセンで、金具と手摺り棒を購入してきました。
1本分一式で 5000円位でした。
左の青いのは、下地センサーです。
石膏ボードの裏にある下地(木材)の位置を探して、そこにネジを固定しないとしっかり手摺りが取り付きません。
こんな感じで、センサーを壁を当ててスライドさせると、下地のあるところでピカッと赤く光ります。
しかし、やるたびに微妙に位置が変わるので、針状の下地探し器も併用して確認します。
最初から針を挿して下地を探してもいいのですが、当てずっぽうにブスブス挿すと、針が細いとは言えクロスに穴跡が目立ち見栄えが悪くなるので、この組み合わせがオススメです。
あと、私の使っているのは旧型で、かつ電線警告機能がついていますが、正直、電線警告は使っていないし下地検出ランプと紛らわしいので、シンプルな安いやつで十分だと思います。
壁クロスに直接、柱の位置を記すと汚くなるので、養生テープを貼ってその上からマーキングしました。
手摺棒の位置は、階段の端面(段鼻というようです)のところから上に75cm位が一般的のようなので、金具のオフセットを考慮して70cm位の位置にガイドラインをテープで引きました。
今回、2mの棒を4箇所金具で壁に固定しますが、綺麗に真っすぐ取り付けるために、金具と棒の取り付け順序に工夫が要ります。
まず手摺り棒の両端部分の金具を、それぞれネジ1本だけで取り付けて、棒を乗せて位置を確認します。
次に、金具と棒を固定してから、両端の金具の残り2ヵ所をネジで壁に取り付けます。
最後に、内側の金具の位置を下地に合わせて棒に固定してから壁に貼り付けます。
この順番を間違えると、棒と金具が一直線に並ばずにガタガタになってしまいますので注意が必要です。
完成しました。
反対側は、明日取り付けます。