ドクター吉田たかよしの医学・脳科学解説!

医学博士・心療内科医師
受験生専門の心療内科「本郷赤門前クリニック」院長
元NHKアナウンサー
【吉田たかよし】

5月17日(木)のつぶやき

2012年05月18日 | 脳科学・受験勉強の医学
14:16 from Ameba_Blog  [ 3 RT ]
ブログを更新しました。 『脱法ハーブの医学解説!』 amba.to/KB7wKz

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FM「Oh!Happy Morning」今朝、番組で話した内容をご紹介します! 第16回:脱法ハーブの医学解説!・大阪市で脱法ハーブを吸った22歳の男がレンタカーで一方通行の商店街を逆走して通行人に大怪我をおわせた。脱法ハーブを吸うと脳はどうなってしまうのか、医学的に解説したい。

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脱法ハーブは、見た目はタバコのようなもの。限りなく違法に近いけれど、現在の法律では直接取り締まれない成分を含まれている。多くは、マリファナに含まれているカンナビノイドという成分に、ものすごくよく似ている。このため、吸引すると、マリファナと同じように幻覚や妄想が現れる。

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なぜ、幻覚や妄想が現れるかというと・・・人間の脳は、1千億個以上の神経細胞からできている。神経細胞の中には、カンナビノイドを感じ取るアンテナ持つものがあり、これがカンナビノイドを感じ取ると、興奮を強めたり弱めたりする。これによって、本来の脳の働きが歪められる

14:19 from web  [ 4 RT ]
ただし、本来は、これは悪いことではない。猛烈な痛みや、耐えられない精神的な苦痛にさらすと、脳のシステムが破綻する。これを防ぐため、痛みを感じにくくしたり、現実をはっきり認識できなくする。つまり、カンナビノイドを感じ取るアンテナは、脳を守るためにある必要不可欠なもの。

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本来、カンナビノイドは、脳自体が必要なときに必要な量だけ出す。だから、脳にはダメージが加わらない。ところが、脱法ハーブを吸ってしまうと、もともと脳が想定していた量より、はるかに大量に、しかも、脳のそこら中でカンナビノイドが作用してしまう。このため、幻覚や妄想を生み出す。

14:23 from web  [ 4 RT ]
あまりに成分が増え、一般の警察では扱いきれなくなってきた。警察には、科学捜査研究所があるが、警視庁は研究者の人数も多いが、地方の県警は少ない人数で分野をかけ持ちしている。だから、禁止薬物に指定されたら、「東京はヤバイから地方に運んで売りさばこう」といった、とんでもない業者もいる。

14:25 from web  [ 5 RT ]
大麻や覚せい剤と同じように、麻薬取締官(麻薬Gメン)がプロ。しかし、これまでは、脱法ハーブを取り締まる権限がなかった。米国連邦麻薬捜査局を模してできた組織で、麻薬取締法と覚醒剤取締法に準拠している。ところが脱法ハーブは薬事法違反。だから取り締まれなかった。なんとも愚かな縦割りだ。

17:17 from web  [ 5 RT ]
文化放送「ドクターたかよしの140歳まで前向き生活!」 先週、オリオン座のベテルギウスがまもなく超新星爆発か?という話をしたら、これが大好評。調子に乗って、明日も宇宙シリーズ第2弾!宇宙に生命体はいるのか。最新研究を熱血解説! 毎週金曜AM7時15分!

by doctor_yoshida on Twitter

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