エマストーン主演の、ドエライ映画です。
私の好きな俳優のウィレム・デフォー が、いい演技をしています。
しかし、まさしく、エログロです。
一応、コメディ映画という事になっているみたいですが、
コメディというより、欧米人の好きな自分達への皮肉でしょう。
評論家の方々は絶賛しているみたいですが、日本人目線からしたら、
お金をいっぱいかけて、実写にして生々しくしただけに見えます。
欧米人のゲスな欲望を、無理矢理見せられている感じです。
私が褒めるとしたら、映像の綺麗さと、エマストーンの演技とファッション、
それと脇役の方々もいい演技をしていました。
後、西洋医学の発展を、科学との名の元に、とことんリアルにこだわってきた
エゲツナさを、滑稽であるように表現していました。
まあしかし、女性には、お勧め出来ませんね。
勘違いして見てしまうと、かなりショックを受けるでしょう。
この前、書いたブログに、胎児の脳細胞を増殖させて、
小さい本物の脳を作ってしまったと書きましたが、
この映画でやっている事は、これから充分あり得る。
だからこそ、現代科学へのアンチテーゼにもなっているのかもしれません。
そして、プロデュースにも関わっているエマストーンは、
女性の、ゲスな男どもからの自立を促しているのでしょう。
それ故に、哀れなる者たちとは、
バカな男共を見下した言葉になってしまったと、いう事だと思います。