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これは、ドルガバ家電です。
エバは、エバンゲリオンではないですよ、女性暗殺者の映画です。
人間的な悩みを持った結果、
組織に自分がターゲットにされてしまうという映画です。
思ったよりも、いい映画でした。
有名な俳優さんも脇役で何人か出ていて、アクションもしっかりしていて、
良くまとまってます。
どっちかというと、女性向きの映画だと思います。
殺人場面は当然の事ながら、いっぱい有りますが、
綺麗でカッコイイお姉さんの鍛えられた体のアクションが痺れます。
一応、格闘技をやっていたせいで、
どうしても矛盾した所が見えてしまうのが難です。
特に気になるのは、やられ役の人が、
主人公の次のアクションを待っている間が見えてしまいます。
チャンバラ劇を見過ぎているせいも有るのかも知れません。
殺陣を沢山見ていると、上手い役者さんは、その間が見えない。
切られ役の人と、ピッタリ息が合っている。
ベテランの切られ役の人は、画面に背中を向けながら、
正面を袈裟に切られると、グワーッとのけ反って、
そして、わざわざ、カメラ側に振り向いき、
断末魔の苦悶の表情を見せつけて、派手に倒れ、
カメラフレームから外れます。
そして違う場面で、また一瞬出てきて、今度は背中だけ見せて倒れます。
同じ人が何回出てくるのか探すのも楽しいです。
ベテランと若手との切られ方の違いも、見ていて面白いですね。
こういう映画は、悪役の演技のうまさが、主人公を引き立てます。
私が若い時に観た、ストリートオブファイアーのウィレム・デフォー。
痺れましたねー、かっこよかったですねー、強烈な存在感でした。
男前過ぎる主人公とタイマンで戦うシーンは、男の滅びの美学ですねー。
実際、この映画の後は主人公の男前より、
ウィレム・デフォーの方が売れていきましたから。
ラストシーンのダイアンレインの、
恋人を思って、歌っているシーンも泣きました、惚れました。
ストリートオブファイアーの曲を今でも聞くと、胸が躍ります。
やっぱり、あんな単純な、カッコイイ映画は、
アメリカでないと作れないでしょうね。