明日で10年。
揺れたときのこと
旦那さんと電話つながらず
やっと合流出来て
カーテレビで見た津波の映像
昨日のことのように思い出します。
演奏で深いご縁のできたところが被災地となり
何かできることはないかとタイミングを待ちに待って
ようやく開通した夜行バスで向かったのが
4月の終わり
信じがたい光景をたくさん見ました。
空は晴れわたり
桜が咲き
鶯が美しい声で鳴いていました。
何度か通って
何度か通って
避難所となっていた
ホールのロビーや学校の体育館などで
演奏させていただきました。
避難所と言っても
パーソナルスペースで歌わせていただくこと
これでよいのかと自問自答しながら。
聴いてくださった方が
「ありがとう、どうぞ。」
と下さいました。
このときのこと
これからも忘れません。