和室のひとつには畳がなかった。
板をはって洋間にすることにした。
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兄が「久山木材」さんに資材を注文し
自分で板をはる。
きちんと断熱材を敷いて
大工している。
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隠し釘で
無垢の板を打ちつけている。
器用じゃなぁー。
せぇがのー、この釘が打ちにくぅーて。
楽しそうだ。
<明日の夢で今を生きる>とはこういうことだ。
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板ばり専用の特殊な釘を
斜めに打つ
苦労を楽しんでいる。
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最後の一枚。
わずかな寸法を調整している。
びみょうに真四角ではない部屋に
ぴたりと合わせるために。
ここで油絵を描いたり
木工をしたりすると言っていた
兄は昨夜の最終便で
千葉に帰った。
未来のアトリエを3日で仕上げて。