昨日は父の日。
三鷹の方に行く用事があり、おいしいケーキ屋さんを検索したら、トップに出てきたのが「マ・プリエール」
兄弟三人で立ち寄り、父の日のお祝いのケーキを買って行ってきました。
父は、栗が大好きで、いつも間違いなく、モンブランを選ぶので、父には迷わず「和栗モンブラン」を。
もう一名モンブラン希望者がいたので2個購入。
もう一名は「ジャックリンヌ」という、フランボワーズ(ラズベリー)のクリームが乗った濃厚なチョコレートのタルト。(上の写真左手前)
私はHanakoで紹介されたという「エルセイボ」
ショコラが評判のお店のようだったのと、甘いものは少しだけあればいい方なので、スリムなショコラ系をチョイス。
おいしそう
そして、父の前で箱を広げ、ケーキを並べて、「どれにする?」と尋ねると、当然モンブランを選ぶはずだった父が、指を差した先には、なんと、私が選んだ「エルセイボ」が
絶対にそんなはずはない、モンブランに気づいていないんだ、とあきらめきれない私は、
「え?モンブランもあるよ!和栗のモンブラン」と動揺を隠しきれず、懸命に強調してみましたが、「いや、これがおいしそう」と言って「エルセイボ」が乗ったお皿を、うれしそうに引き寄せたのでした。
父の日なので、父の希望優先です
というわけで、父が「エルセイボ」、私は「和栗のモンブラン」を食べることになりました
エルセイボは層になっていて、上にグリオットチェリー(サワーチェリー)が乗っていて、上層部はグリオットのクリームになっています。
そしてチョコ層があり、一番下には、ショコラが練り込まれたスポンジにマカダミアナッツが散らしてあります。
父は上の層から順番に剥がして食べていました。
せっかく味のバランスを考えながら、層にしてあるのに、パティシエさんが見たらガッカリすることでしょう
でも、おいしいおいしいと言いながら食べていました。
私が食べた和栗のモンブランは、刻んだ栗に加えて、真ん中にはゴロリと大きな栗が入っていて、その栗の味がとてもおいしい。
旬の栗を蒸したときのようなしっかりとした栗の味がしました。
マロンのクリームも、中にたっぷりつまった生クリームも美味。
一番下がパイ生地になっていて、フォークで切れにくくてちょっと食べにくさは感じました。
甘いもんはそんなに好んで食べない呑兵衛な私は、しっかり甘いタイプのモンブランと感じたのですが、甘いもん大好きなもう一人は、甘さ控えめと言っていました。
そういえば、地元の人気店「アテスウエイ」も、私はちょっと甘すぎと感じるのに、スイーツ好きな友達は、甘さ控えめと言います。
当たり前ですが、甘いスイーツ好きに人気のお店なので、甘すぎと言っている方がおかしいと言う話になります
チョコレートなら好きなので、ショコラ系の小さめのケーキをサクッと食べようと思っていたのに、ボリウム満点なモンブランを食べることになり、やっとなんとか頑張って全部食べ切った感じでした。
お店は、井の頭通りのリッチモンドホテルがある交差点からちょっと入ったところにあって、わかりやすいです。
小さなお店ですが、メディアに取り上げられることが多いようで、終始、お客さんであふれていました。
店内のあちこちに雑誌等で紹介されたオーナーシェフさんの写真があって、眺めていたら、本物?のオーナーシェフさんがショーケースの近くに現れて、スタッフと話をされていました。
パティシエさんというと、天高く白い帽子をかぶって、ガラス中の奥の方で、難しい顔でケーキ作りに集中しているイメージでしたが、とっても気さくな優しそうな方で、なんだかホッとしました。
また近くに行く機会があったら、今度はショコラ系のケーキを買いあさることにします。