大型連休もおしまいになる頃に日光観光。
わざわざ浅草に出なくても、新宿からJR→東武特急スペーシア直通で東武日光まで行けて、しかも、JR・東武の都区内から日光・鬼怒川往復二日間有効の「お得な切符」(一人6,680円)の存在を知り、利用したので、移動も楽で交通費も安くすみました。
東武日光駅で予約しておいたレンタカーに乗って、いざ東照宮へ。
東武日光駅前には何軒かレンタカー屋さんがあります。
駅から東照宮までは2キロぐらいなので、7~8分で到着できると思っていたら、最後のT字路を右折した直後から東照宮渋滞。
近くに市営駐車場もあるようなのですが、渋滞の列から抜け出すこともできなくなり、近辺まで行ったらナビは案内を終了してしまうし、駐車場がもっと奥にもあるのかどうか、わからないまま、15分~20分並んで大駐車場へ。
駐車場から階段を3分ほど登ると東照宮にたどり着けます。
杉の木がたくさん立っていて気持ちがいいですが、スギ花粉の時期が終わっていてよかった。。。
修学旅行で来た時には面倒くさい気分だった記憶しかありませんが、こうしてあらためて来てみると、葵の御紋に出迎えられ、神聖な気持ちになれます。
階段を上り、石鳥居をくぐります。
石灯籠が苔の帽子をかぶって並んでいました。
見ざる言わざる聞かざる。
人生の教訓になります。
彫刻は全部で8面あり、物語になっているのだそうです。
知らなかった!!
こんなに目の前にずらずら並んでいるのに、見ザル聞かザル言わザルだけしか記憶にありませんでした。
ストーリーを知ると、学べることが多く、感心してしまいます。
駐車場に入るのが大変だったわりには、人がまばらで、そんなに混んでいませんでした。
最近、観光地に行くと、もれなくこういう写真を撮る羽目になります。
「お客様のスマートフォンやカメラでもお撮りします。」という言葉に誘われ、ほとんどの人が、誘導されるままに列に並んでいました。
参拝記念のボードと、「令和」の厚紙も用意されているのが魅力😍
自分のスマホかカメラを預けて、2枚程撮ってもらった後、写真屋さんの本格的なカメラで撮影してもらい、出来上がった写真を見ましょうとまたまた誘導され、1000円で購入できるので、もしよかったら・・・、買わなくてもいいんですよ、といいながらもやんわり勧められます。
きっと、中には購入する人がいるから、この方式でやっているのでしょうね。
陽明門前も人影がまばら。
修復工事が終わって、色鮮やかです。
よく見ると凝った彫刻が並んでいてお見事✨
こちらは中国においての道徳を聖賢によって表現した彫刻とのこと。
こんなのあるの、初めて気づきました。
陽明門の手前を左に行くと、薬師堂があります。
入場券を購入すると、薬師堂の拝観チケットももれなくついてきます。
鳴龍で有名な薬師堂。
東照宮の中にあるのに、薬師堂はお寺さん。
手をたたくと龍が鳴くんだよね~と言いながら入って行くと、「昔、修学旅行で来た時に、手をたたいて龍を鳴かせた記憶がある人がいるかもしれませんが、27年前から手をたたくのは禁止となっております。お寺なので手はたたかずじっと手を合わせるだけで。」との説明。
お坊さんが拍子木を鳴らして、天井の龍の鳴き声を聞かせてくれました。
不思議~!?と思う気持ちも、昔よりも今の方が強いのが不思議。
薬師堂の中は撮影禁止でした。
神輿舎にはお神輿が三台。
神輿舎の天井も見事!
平成大修復工事がまだ終わっていないのか、本殿には足場がかかっていました。
眠猫も、修学旅行や家族旅行で見たことがありますが、ちっぽけでがっかりした記憶が。
「頭上」って→まで書いてあるのに通りすぎそうになりました。
ふっと通り過ぎてしまいそうなぐらいに何気にこじんまり眠ってる眠猫。
修学旅行の時に、え?こんな小さいの?何これ?と思った記憶がありますが、眠猫の裏側にはスズメの彫刻があり、諸説あるようですが、それぞれに深~い意味があるようです。
大人になってから修学旅行で訪れた場所に、もう一度行ってみるの、くせになりそうです。
昔と違って、図書館に行かなくてもネットでいろいろ調べられるのも便利。
お昼近くなってから、参拝客が急に増えてきました。
それでも休日にしては空いている方かな。
ぼかしを入れたら、ジオラマみたいになりました。
このあと、ムスメと母が以前に行ったことがあって、おいしかったからおすすめ!と教えてくれたお店で湯波ランチ😊
京都では湯葉、日光では湯波と漢字が違うのだそうです😲