YouTube動画です。どうぞあわせてご覧ください。
PEラインの裏返しをすごく楽にする動画を先日YouTubeにアップしたところ
PEラインの裏返しをすること自体のマイナス点をご指摘いただきました。
ご指摘ありがとうございます。このようなご意見があるから改善が生まれてくると思います。
さて
この”PEラインの裏返し”に対する否定的なご意見は何個かweb上にも載っています。
どれも計測に基づいた記載ではないものの気になることは確かです。
私がもっている計測機はドラグチェッカーくらいですから、まずはドラグチェッカーにて計測してみました。
私が持っているリール全7個の下巻き部分のPEをドラグチェッカーにかけて一個ずつ測りました。
結論から言うとPE0.8号、1号、1.5号、2号、3号ともに有意な強度低下は新品と比べても認められませんでした。
動画を撮りましたが、「ドラグチェッカーだと正確にはかれないだろ!」というご意見が飛んできそうなのでやめときますが。(正確に測る機材って?手軽なのありますかね?)
また
PEの断面が潰れて楕円になるとのご意見でしたが、これも大きな潰れは確認できず、数回のキャストで元の真円に戻る感じでした。キャストする場合もそんなに問題になるとは思えませんでした。飛距離の比較は不明ですけど。
テンションを掛けて巻かない場合はあきらかにヨレヨレになりますが・・・それでも放出すると戻ります。
そもそも
300mも巻いて毎回100mくらい放出され、そこで大きな魚がヒットした場合そこから更に100mぐらいラインが出される訳ですから、もし下方のPE強度が落ちていたら高切れするはずですよね。
そのような高切れは今まで経験がないし、やっぱりドラグチェッカーの値を信じてよさそうな感じです。
間違いなくいつもガイドに接触している部分よりは下巻部分のほうが強度はあるとみるのが自然ですね。
一番良いのは常に新品を巻くことだとは思いますけど。プロアングラーかお金持ちじゃないと無理無理。