パソコンはVistaのノートパソコンです。現象としては、スキャナーからの取り込みができなかったり、Webメールの表示がおかしいといったことでした。
パソコンを起動して暫くすると・・・「空き容量がありません云々・・・」のメッセージが表示されました。
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確認してみると・・・Cドライブは、空きが1GBを切っています。Dドライブは、23GB程度空いています。
お客様のほうで、不要なソフトを消したり、いらないデータを削除したそうですが、あまり効果はなかったそうです。
さらに一部のフォルダーは、圧縮されています。おそらく空きを少しでも増やそうということで、圧縮したのだと思いますが・・・圧縮したものは、解凍して使用して、また圧縮して保存しますので、動作が遅くなります。またファイルも破損するリスクが高くなるのでお勧めできません。
おそらく、動作がおかしいのは、Cドライブの空きが不足していることが原因と思われます。
この場合、方法は2つあって
一つは、現状のハードディスクのままで、Dドライブの空きを削り、Cドライブに割り振る。
もう一つは、現状よりも大容量ハードディスクを用意して、丸ごとコピーを行い、C、Dドライブの容量を大きくする、この2つです。
最初の方法は、今回の場合Dドライブの空きが23GB程度しかなくて、Cに例えば20GB割り当てたとしても、今後使用していくとまた空き容量が無くなってしまう可能性があります。
お客様も、まだこのパソコンを使用していきたいとのことでしたので、2番目の大容量ハードディスクに交換することにさせていただきました。
お仕事で使用しているパソコンでしたので、お休みのタイミングでお預かりしました。
状況を確認すると
Cドライブは、空きが680MB、Dドライブは、23.6GBでした。
(検証用パソコンにつないで表示しているので、画面のF→C、G→Dドライブに置き換えてください)
元々のハードディスクは、S-ATAの160GBでした。いつも苦労するのは、512セクターのハードディスクを探すことなのですが、今回は640GBの新品デスクを用意できました。
元ディスクの状態は正常でしたので、新しいハードディスクにクローンコピーを行ったのちに、C、Dドライブを拡張しました。
拡張後に、圧縮フォルダー、ファイルを圧縮解除しました。
これでCドライブの空きは、250GBほど確保できましたので、安心して使えると思います。
以前このブログでも書きましたが・・・Vistaのパソコンをお使いで、Cドライブの空き容量不足に悩んでいらっしゃる方も結構いるようです。
元々のハードディスクの容量が100~160GB程度のパソコンで、CドライブとDドライブに分けてあるような場合、どうしてもCドライブの空きが不足してしまいがちです。
そのような場合、上記2つの方法で、対応可能ですので・・・お困りの方は、お近くのパソコン修理屋さんに相談してみるとよいと思います。
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