４月ごろにニュースや新聞でも、あと１年ということで結構報道されていたのですが・・・。
来年の４月になると、どうなるのか簡単に書いてみます。
現在ＸＰについてはＳＰ３（サービスパック３）がMicrosoftからサポートされています。したがってそれ以前のＳＰ２やＳＰ１はサポート終了してしまっています。（ＳＰ１、ＳＰ２の場合は、ＳＰ３へのアップデートが必要です）
来年の４月９日になると・・・ＸＰのパソコンが使えなく（起動しなく）なるわけではありません。今までどおり起動します。
しかしサポートが終了すると、ウィルスなどへの脆弱性の対応や、メーカーアップデートが行われなくなります。そのため、日々新しく発生するウィルスに対応できなくなったり、セキュリティ的にも弱くなってしまいます。
そのため、ネットに接続して使用することは、ウィルス感染や内部データ流出の危険性が高くなります。
したがってＸＰパソコンを来年４月９日以降使用する場合は、ネットにはつながないで使わざるを得なくなります。
実際にネットにつながないパソコンの使い方というと・・・文章を作成し印刷するワープロ的な使い方、（オンラインでない）ゲーム機的使い方、ＤＶＤやＣＤの再生などかなり限定した使い方になると思います。
話し戻りまして、先ほどのお客様・・・このパソコンを来年4月以降も使い続けることはできないのか？と。
う～ん、使い続けるにはＯＳを変更するしかないのですが・・・約８年前のノートのＸＰ機、ＣＰＵはCeleronM、メモリー512MB（2GBまで増設可）ということを考えると、VistaやWindows7・8のＯＳにアップグレードしても、快適に動作しないことは明らかです。さらにノートパソコンだと、使用部品のスペックアップ（交換）も限界があります。
なので・・・来年4月以降は、ネットにつながないで使うか、新しいパソコン（Win8・Win7）を購入されて、今のＸＰパソコンのデータを移行して使うか、どちらかになりますとご説明しました。
ここからは、どらともの個人的な考えなのですが・・・
現在、円安の影響で、パソコンの価格も上がってきています。また来年４月のMicrosoftサポート終了や、予想される消費税率アップなどによる駆け込み需要による品薄状態も想定されます。・・・ので現在ＸＰをお使いのかたは、年内中に新しいＯＳのパソコンに乗り換えることをお勧めします。
