新品のWindows11パソコンを用意する場合はそれほど問題ないのですが、中古のWindows11パソコンを用意する場合は以下の点に注意が必要です。
それは、使用しているCPUの世代です。(注:ここからはIntel製CPUのお話しで、AMD(Ryzen)製CPUには該当しません)
Windows11に更新可能なIntelCPUは第8世代以降だということです。
中古のパソコンの仕様をよく確認すると、OSはWindows11でCPUが第8世代より前(第7世代以前)のものも多くあります。
これはどういうことかというと・・・第8世代よりも古いIntelCPUのパソコンでも、裏技を使用すればWindows11にアップグレードすることが可能なのです。
つまりWindows11の仕様を満たしていないCPUのパソコンでも、裏技を使えば無理やりWindows11にアップグレードすることは可能なのです。
ただ問題もあり、将来的なWindowsUpdateやバージョンアップ(25H1や25H2?)などの自動アップデートには対応していません。手動(裏技)で対応する必要があります。またいつまで、バージョンアップに対応できるかの保証もありません。
その点を理解したうえで、CPUが第7世代以前の中古パソコンを用意してください。
もちろん、中古パソコンでも第8世代以降のCPUを使用していれば、Windows11の将来的なバージョンアップにも対応しています。
ちなみにCPUの世代の確認は
「スタート」ボタンを右クリック→「システム」を選択し、「デバイスの仕様」の「プロセッサ」の表示を確認します。
i3やi5、i7などの後ろの数字の最初の数字が世代を表します。ただし第10世代以降は、第1世代?と紛らわしいので、11th Gen(この場合は第11世代)のように世代が表示されているようです。
中古パソコンの仕様をよく見るとたいていはCPUの世代が記載されていると思います。OSがWindows11で、第7世代以前のパソコンは多少価格が抑えられていますが、将来的なWindows11の(大型)アップデートに対応できない可能性があることを理解し、もし不安であればCPUが第8世代以降の中古パソコンを用意することをお勧めします。
なお、IntelCPUにCeleronシリーズもあり、Windows11の仕様を満たしているものもありますが、種類が多くここでは割愛させていただきます。
また前半に記載しましたが、AMD(Ryzen)製CPUについても割愛します。CPUの型番がわかれば、Windows11に対応してるかネットなどで調べる事が可能です。
あとは、ディスクはSSD(半導体ディスク)は必須(従来のHDD(ハードディスク)では快適な動作が困難)ですし、搭載メモリーも8GBは必要です。
中古パソコン・・・価格と必要なスペックなどの兼ね合いで結構選定は難しいです。
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