ディスクアクセスランプは、ノートパソコンの前面や側面に円筒形(ドラム)の形をしたマークのランプのことが多いです。
本来は、ディスク(補助記憶装置)にデータを読み書きしているときに点灯するランプで、パソコン使用時には点いたり消えたり(点滅)しています。通常の操作では、あまり必要のない?ランプなのですが・・・
しかし、ソフトのインストールやアンインストールなどで何も画面が変わらないような場合に、ディスクアクセスランプが付いていれば、何か作業を行っていると判断でき、もう少し待っていようと思えます。
また、操作していて突然フリーズしてしまった場合でも、ランプが付いていれば何か処理中→もう少し待ってみる。ランプが消えていれば、動作が止まっているので、強制的に電源を落としてみる・・・などの判断材料になります。
よく何も操作できない(マウスもキーボードも効かない)というような場合で、ディスクアクセスランプが消えている場合は、電源ボタン長押しの強制終了して、改めて起動すると正常になることが多くあります。
ただし、ディスクアクセスランプが点灯している(データの読み書きを行っている)場合に、強制終了してしまうと、ディスク自体を壊してしまったり、データの欠損の可能性があるので、基本的に行うべきではありません。
パソコンサポートを行う上では、このディスクアクセスランプは重要な情報であるのですが、最近は付いていないパソコンが増えてきたので、苦労します。
ディスクがハードディスクの場合は、データの書き込み時にわずかな音がしますので、耳を近づけて聞き取ることができなくもないのですが、最近使われだした半導体ディスク(SSD)の場合は、全く音がしないので困ります。
SSDの場合は、パソコンの起動時間も短くなること、ディスク自体の故障も少ないので・・・読み書きのエラー発生によるディスクアクセスランプの点きっぱなしという現象も少ないことや、ノートパソコンの小型化(薄型化)によるディスクアクセスランプのスペースの省略などから、ますますディスクアクセスランプは、ノートパソコンから無くなっていくと思われます。
ちょっと前のノートパソコンだと・・・NumLKランプやCapsLKランプなども付いていたのですが、これらのランプもあまり見なくなりましたね。
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