すると・・・先日まさに同じ現象を訴えるお客様からのサポート依頼がありました。
事前にOSを確認すると・・・Vistaとのこと。Youtubeの画面は開くが真っ黒で再生開始しないとのことでした。
Google Chromeで確認しましたか?と尋ねてもよくわからない・・・とのことでしたので、お伺いしました。
確認すると、YoutubeはInternet Explorer(IE)で観ていて、OSはVistaでした。
Vistaは昨年の4月でマイクロソフトのサポートが終了しているので、ネットにつないで使用するのはセキュリティの観点からお勧めできません。
詳細をお聞きすると・・・数日前までは問題なくYoutubeが観えたが、突然画面が真っ黒になり再生しなくなった・・・とのことです。
IEのバージョンを確認すると・・・IE9でした。現在のIEの最新版はIE11なのですが、VistaはIE9までしか対応しておらず、それより新しいバージョンにすることができません。
一方、Youtubeは、IE11とEdgeにしか対応していません。
なので、IE9でのYoutube視聴は、Youtube側は保証していないので、突然観えなくなっても文句言えません。
おそらく、ブログで以前の「VistaでYoutubeが再生できない」という記事が上位に突然上がってきたのも、最近同様の事象がVistaを使っているユーザーに起きていると思われます。
以前のブログにも書きましたが、VistaのIEでYoutubeが再生できない場合は、ブラウザを「Google Chrome」に変えて試してみることをお勧めします。
Googleのサービスの一部がYoutubeなので、そのGoogleのブラウザChromeのほうが、いろいろとYoutubeに関しては融通が利く感じがします。
今回のお客様も「Google Chrom」をダウンロードしてインストールしました。
Chromeを立ち上げると・・・「Vistaはサポートされなくなったため、このパソコンでは今後Google Chromeのアップデートは受信されません、云々」というメッセージが画面上部に表示されましたが、無視してYoutubeを開き、動画をクリックすると・・・問題なく動画を再生することができました。
再起動、シャットダウンなどを行い確認してみましたが、Chromeでは問題なく、Youtubeを再生できました。
ただ、VistaのOS自体がマイクロソフトのサポートが1年前に終了してること、Chromeもアップデートされないということで、いつまでYoutubeが視聴できるか、わかりません。
・・・というか、サポートの終了したVistaで、インターネットにつないでいることのほうが心配で、ウィルス感染・データー流出などのリスクが高いので、できるだけ早くWindows7以降のOS(パソコン)に変えることをお勧めしました。
Windows7は、2020年1月、あと1年8か月でマイクロソフトのサポートが終了してしまいますので、Windows10(またはWindows8.1)になるでしょうか。
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