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中古パソコンを購入する際の注意

以前このブログでも記載しましたが・・・重なりますが記載します。

先日から、パソコン教室で事務所へきていただいているお客様・・・ノートパソコンをお持ちいただいているのですが、教室用に中古のパソコンを購入されたそうです。

OSはWindows8.1(32bit)なのですが・・・起動に時間がかかり立ち上がるまで、結構時間がかかります。
本体にはVistaのラベルがあります。元々VistaのパソコンをWindows8.1にしたようです。
やっと起動してきて、スペックを確認してみると・・・メモリーが1GBです。Windows8.1では、メモリー容量が不足です。
念のため調べてみると・・・なんと最大搭載メモリー容量が1GBの機種でした。
そうすると、これ以上メモリーは増やすことができません。

まあパソコン自体が起動すれば、アプリの起動は少し待てば、起動してくるので、このままで使うことになりました。

中古パソコンを購入する場合・・・最近はOSをWindows10へアップグレードしたパソコンもありますが、OSは最新でも、パソコン本体が元々古い機種(OS)の場合、動作はするものの、もっさりとした動作で遅いといった場合があります。
今回のようにメモリー不足は明らかなのですが、パソコンのハード的に1GBまでしかメモリーが搭載できないといった場合は、なんともなりません。
購入前に、CPUやメモリー搭載容量(Windows8.1以降であれば4GBは必要)などをチェックする必要があります。

あとこれも以前書きましたが・・・Officeの件です。WordやExcelを使用したい場合は、Officeが入ったパソコンを購入したほうが、安上がりなのですが・・・一般的にOfficeというとMicrosoftのOffice(WordやExcelなど)をさすのですが、中古パソコンの場合、Officeが入っているといっても、MicrosoftのOfficeでなくて、互換メーカーのOfficeが入っていることが多くあります。これは値段を下げるための措置だと思うのですが、いざ使おうと思ったらMicrosoftのOfficeでなかったということになってしまいます。もちろん互換メーカーのOfficeでもMicrosoftのOfficeと互換があるので、問題はないのですが・・・レイアウトが崩れたり、グラフの表示が崩れたりすることもあるようなので注意が必要です。

そして、これも当然と言えば当然なのですが・・・中古ということは、多かれ少なかれ使用したパソコンということです。パソコンの消耗部品ともいえるハードディスクやFANなどは、新品のパソコンよりも早く寿命が来る可能性が大きいです。
もちろん最近はハードディスクでなくてSSDのストレージを使用したパソコンも出てきているのですが、SSDも故障しないわけではありません。
なので、多少パソコン自体の寿命が短いと考えておいて、早め早めにパソコンを替える(移行)必要があります。

どらともでも、お客様から中古パソコンの購入のご依頼があった場合は・・・予算・必要な機能(アプリ)などをお伺いして探すのですが・・・結構探すのに苦労します。
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