パソコンはVostro 220sでした。Vistaのスリムデスクトップパソコンです。
とりあえず電源を入れると・・・Windowsのスタートアップ修復画面が表示されますが、修復できません。
Vistaの起動ディスクからも修復を行ってみましたが、ダメです。
ちょっと気になったのは、パソコンの傍らに毛布が置いてあったことです。お尋ねすると・・・朝一番、パソコンが冷えているときに電源が入らないので、退社するときに毛布をパソコンにかけておくのです・・・との回答。
どうもパソコンが冷えているときに、電源が入らないようです。・・・そういえば、以前Vostro260sでよく似た現象がありました。まず電源が入らないというと、電源ユニットを疑いますが、前回の時は電源ユニットではなくて、マザーボードの起動回路が原因で、冷えていると全く電源が入らず、マザーの起動回路部分を少し(ドライヤーなどで)温めると、問題なく電源が入りました。なので、マザーボードを入手して交換することで対応しました。
今回は、Vista機ということで、Microsoftのサポートも間もなく終了してしまうので、Windows7機を手配することになり、データを取り出すということで、パソコンをお預かりしました。
事務所へパソコンを持ち運び、とりあえず電源を入れてみると・・・全く電源が入りません。以前みたいに、カバーを開けてマザーボードの起動回路あたりに、ドライヤーで温風をかけると・・・何事もなかったかのように、電源が入りました。
やはり以前のVostro260sと全く同じ現象です。
念のため、修復操作も行ってみましたが、やはりWindowsを起動できませんでしたので、ハードディスクを取り外して内部のデータを取り出してお渡ししました。
Vistaは、今年の4月でMicrosoftのサポートが終了してしまいますので、故障しても、修理するよりも新しいOSに乗り換えたほうが、よいですね。もちろんVista機でも、Vistaの最後の方のパソコンであれば、そのままWindows7へアップグレードしても十分使用可能だと思います。そうでないVista機は、インターネットにつなげず、単独でワープロみたいな使用であれば、壊れない限りまだまだ使用できます。
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