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ノートパソコンの光学ドライブ交換

気が付いたら、2020年も半分が終ってしまいましたね。
なんか、この半年は・・・新型コロナウィルスに振り回されましたね。まだ特効薬やワクチンができたわけではないので、これから暫くは今のような状況が続くのでしょうね。

今回は、先日ご依頼のあったノートパソコンの光学ドライブ(DVDマルチ)の交換のお話しです。
意外と光学ドライブが読めなくなった、書き込めなくなったというトラブルは、あります。
レーザーの発光部と受光部があるのですが、レンズの傷や汚れ、発光強度・受光感度の低下などがその原因のことが多いみたいです。

光学ドライブが故障した場合・・・どうするか?大きく二つ方法があります。
一つは、外付けのUSB接続の光学ドライブを用意して使用することです。
パソコンのUSBポートにさすだけで使用できますし、DVDマルチでしたら3,000円前後で入手できます。
手軽なのですが・・・ノートパソコンなど持ち運ぶ際は、その外付けの光学ドライブも持ち歩く必要があります(光学ドライブを使う予定がなければ不要です)

もう一つは、光学ドライブを交換する方法です。
ディスクトップパソコン、ノートパソコンで使われている光学ドライブは、形状的には既定の規格で作られています。
中には特殊な形状の光学ドライブを搭載している機種もありますが、一般的にはいわゆる汎用光学ドライブを使用しています。
もちろん、取り付け用の金具や、ベゼルなどは付け替える必要がありますが、たいていは交換取り付け出来ます。
この方法は、交換後も今まで通り使用できるのですが・・・光学ドライブの取り外しにあたり、パソコンの分解が必要になることです。
光学ドライブの取り外しが簡単な機種、困難な機種いろいろあります。

今回のノートパソコンは、光学ドライブの取り外しは比較的簡単な機種でした。
実際に光学ドライブを取り外して、メーカー・型番を調べました。
ネットで探してみると・・・同型番の光学ドライブは、海外にしかなく納期がものすごくかかることがわかりました。
さらに調べると・・・同メーカーの後継機種が、国内で入手できることがわかりました。

入荷後、まず元の光学ドライブに付いていた、取り付け金具やベゼルを外して、新しいドライブに取り付けます。

金具取付用の穴位置や穴径は共通なので、簡単に金具は交換できます。
ベゼルは、ツメで取り付けられていますので、取り外しにはツメを折らないように注意が必要です。



取り付け金具、ベゼルを交換したら、光学ドライブを元に取り付けます。
後は、ドライブを認識しているか、読み書きの確認を行います。

今回はノートパソコンでしたが、デスクトップパソコンの場合、前述のレザーの発光・受光部のトラブル以外に、トレイ(扉)を開閉するベルトの劣化で、ディスクの取り出しボタンを押してもトレイが出てこない・・・といったトラブルもあります。

光学ドライブの故障の場合・・・使用用途・頻度により、外付けのUSB接続の光学ドライブを使用するか、光学ドライブを交換するか判断するとよいと思います。



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