修理はそんなに急がないとのことでしたので、後日事務所へパソコンを持ってきてくださり預かりました。
AcerのVeriton X490というWindows7のデスクトップパソコンです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/f7/b4ed5beffeb4352901100ea9b609204e.jpg)
とりあえず電源を入れてみると・・・確かにスタートアップの修復画面が表示されて、暫くすると「修復できませんでした」というメッセージが表示されてしまいます。
通常はシステムの復元などのメニューも表示されるのですが・・・「スタートアップ修復」と「リカバリー」メニューしか表示されません。
こういった場合は、Windows7のインストールディスクから修復を行うとうまくいくことがあります。
とりあえず、ハードディスクを取り外して状態を確認しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/ea/19a442065c0b93d603a49763c103dc2b.jpg)
使用時間が1741時間と少なく、「正常」状態でした。そうすると物理的なディスクの故障ではなくて、論理的なファイルやフォルダーの破損の可能性が高いです。
まず、バックアップソフトを使用して、ディスクを丸ごとバックアックしておきます。
さらに同容量の検証用のハードディスクにクローンを作成し、chkdskを行った後に、このクローンディスクを取り付けて、検討していきます。
クローンディスクを取り付けて、電源を入れてみると・・・元の状態と同じく、「スタートアップ修復」が始まりますが「修復できません」で終了します。
そうなると・・・Windows7のインストールディスクを使用して修復するのですが・・・その前に以下を試してみました。
パソコンの電源を入れてすぐに「F8」キーを連打して。「詳細ブートオプション」を表示させます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/d7/a4596368a03b545f93d1a105157960d2.jpg)
一覧の中の「前回正常終了時の構成(詳細)」を選択し、「Enter」を押します。
「Windowsを起動しています」の表示のあと暫くすると・・・正常にWindowsが起動してきました。
一般動作の確認やシャットダウン、再起動も確認しましたが大丈夫でした。
比較的軽微なファイルやフォルダーの論理的な破損の場合は、「F8」キーで「詳細ブートオプション」の「前回正常終了時の構成(詳細)」を選ぶことで復活する場合もあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_1.gif)