電話で詳細をお聞きすると・・・富士通のデスクトップパソコンで、DVDドライブの扉を開けるボタンを押しても、扉が開かないとのことでした。どうもボタンを強く押しすぎてしまって変形したのかもしれないとおっしゃっていました。
他の修理屋さんに電話したら、DVDドライブの交換を勧められたそうです。
DVDドライブの動作自体は問題なかったそうなので、交換の必要は無いとお話しました。実は以前も富士通のデスクトップパソコンで同様の修理依頼がありました。この時は、DVDドライブを開けるボタンを押すと、直接ドライブ本体のボタンを押すのではなくて、プラスチックの板で押すような仕組みになっていました。長期間の使用で、その板が多少変形して、十分にドライブ本体のボタンを押し込めなくなっていたのが原因でした。DVDドライブ本体のボタンに厚紙を貼り付けて処置をしました。
今回も同様の原因かもしれないので、とりあえずお伺いして見させていただくことにしました。
確認してみると、今回は、扉を開けるボタンが、直接DVDドライブ本体のボタンを押す構造になっていました。よく見るとDVDドライブ本体の開閉ボタンがへこんでしまっています。いつも思いっきり押していたそうで、それが原因かもしれません。これだと確かにDVDドライブ本体を交換したら直ります。
お客様とご相談して、DVDドライブ本体のボタンに厚紙を貼ってみて試してみることにしました。約1mmちょっとの厚みの厚紙をボタンに貼り付けてみました。
・・・ボタンを押すと、DVDドライブの扉が開きました。開閉を何回か試してみましたが、スムーズに動作しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_fine.gif)
ある意味暫定処置ですが、これで使ってもらうことにいたしました。
お客様は、パソコンを修理に出さなくて済み、DVDが使えるようになったので喜んでいらっしゃいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_1.gif)