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dynabook Tab S50 電源入らず 分解

以前こちらのブログにASUSのAndroidタブレッドの電源が入らないという案件で、カバーを開けてバッテリーを一旦外して、再度つないだら復帰したという記事を載せました。

それをご覧になり、同県のお客様から、「タブレットの電源が入らなくなったのでみて欲しい」とご依頼があり、お持ちいただきました。

dynabook Tab S50です。タブレットといってもWindows8.1のWindowsタブレットです。
状況を確認すると・・・電源ボタンを押しても、全く通電しませんし、画面にも何も表示されません。
以前のASUSのタブレットの時は、一瞬ですがバッテリーのマークなどが表示されて消えるといったような現象だったのですが・・・今回は全く何も表示されません。

とりあえず、どらともとしてできることは・・・分解してバッテリーを一旦外してリセット状態にして、再度バッテリーをつないで復帰するかどうかということです。それでもダメな場合は、電源回路などの部品の故障が考えられますが、タブレットは使用している部品がチップ部品のため大変小さく、調査や交換ができないため、修理不可となることをご説明して了解いただきました。

一旦タブレットをお預かりして作業です。
タブレットのほとんどは、ネジでカバーが固定されておらず、ツメの嵌合で固定されています。そのため、カバーの小さな隙間に最初は薄いヘラを入れて、少し隙間を拡げ、次にもう少し厚いヘラでツメを外しながらカバーを開けます。



ツメを折らないように注意しながら、カバーが外れました。



写真の中央手前のコネクタがバッテリーのコネクタです。バッテリー自体は十分に充電されてしました。
このコネクタを外して、10分経過してからさしても、1時間経過しても、3時間、一晩経過してさしても、やはり電源は入りませんでした。
もっと基本的なスイッチが押されていないのかなとも思ったのですが、テスターで確認すると、しっかりONになっています。

こうなると、やはり基板上の小さな部品の故障の可能性が大きく、どらともでは修理不可能と判断しました。

デスクトップパソコンなどで使われている部品ですと、結構大きく目視でも異常を確認することが比較的容易なのですが・・・ノートパソコンやタブレットなどになると、小型のチップ部品が多く使われており、なかなか部品の異常も確認できなくなってきています。
もっとも最近のデスクトップパソコンは、液晶一体型が主流になってきており、内部の基板も小型化が図られておりおり、ノートパソコンのような造りになってきているので、部品の交換修理も難しくなっていています。
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