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CE70R7(XP) 起動しない→マザーボードの電解コンデンサーを交換しました

5年くらい前に、CE70R7という機種の電源ユニット(API4PC49)の電解コンデンサーを交換させていただいたお客様・・・その際は、お客様のほうで電源ユニットの内部を確認したところ、数か所の電解コンデンサーの故障(液漏れ・頭部膨張)が確認できたので、電源ユニットを取り外して送付いただき、どらとものほうで電源ユニットの電解コンデンサーを交換してご返却。お客様が電源ユニットを取り付けて動作するようになりました。
それから5年経ち、また同じパソコンが起動しなくなったということで、ご連絡がありました。また電源ユニットの故障の可能性もありますが、本体(マザーボード)側の故障の可能性もありますので、今回は本体ごと送付いただきました。

XPのスリムデスクトップパソコンです。
電源ユニットを確認しましたが、特に問題ありませんでした。マザーボードを目視で確認しても、異常は確認できなかったのですが・・・テレビ基盤と電話モデムがささっている拡張基盤を取り外してみたら、その下の電解コンデンサー4個が故障(液漏れ・頭部膨張)していました。電源回路部のコンデンサーなので、おそらくこれが原因だと思われました。ちょうど、コンデンサーの上部に拡張基盤があるので、フタをするような形で熱が溜まってしまい、高温になりやすく故障したのかもしれません。
これらの電解コンデンサーを交換しました。


交換後は、無事に起動してきました。

XPのころに使われていた電解コンデンサーは、故障(頭部膨張・液漏れ)するのが多く、電源が入らない、突然電源が落ちるなどの原因が、電解コンデンサーであることが時々ありました。最近のパソコンでは、使っている電解コンデンサーも良くなっているのか、あまり故障するのは見ません。部品も進化しているのでしょうね。
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