今売られているパソコンは、ほとんどがWindows8.1だと思いますが、Windows8が発売された2012年10月から、8.1が公開される2013年10月までにパソコンを買った場合には、Windows8のOSとなります。
Windows8で使い続けていると・・・「Windows8.1へアップデートできます・・・云々」のようなメッセージが表されるので・・・8.1へアップデートしたほうがよいのか、お問い合わせがあるのだと思います。
Windows8は前述のように、2012年10月発売(1年半以上前)されたOSです。従来のWindowsと異なり、タブレット端末での操作にも対応して、タッチパネルでも使いやすいような操作性が売りでした。
しかし実際に発売されてみると・・・タッチパネルの操作に重点を置きすぎた?せいか、今までのパソコンの操作に慣れたユーザーからしてみると、いろいろ使いにくいOSになってしまっていました。
そのため、Windows8は使いにくいという悪い評判が広まり、わざわざ一つ前のWindows7パソコンを買うユーザもいました。実際Windowsをタブレット端末や、タッチパネル操作で使うことがあまり多いとは思えないので、当然の結果というべきでしょうか。
そしてWindows8の使い勝手をよくした(と思われる)Windows8.1が2013年の10月に公開されました。
8.1は確かに、8と比べていろいろな面で使いやすくなってきています。さらに2014年の4月には
8.1の大幅Updateが公開されて、さらに細かい点まで修正されて使いやすくなってきています。
話がそれてしまいましたが・・・8から8.1へのUpdate(無料)は行ったほうがよいと言えます。
ただしそれには事前の準備が必要です。
1.Windows8の状態で、WinodwsUpdateを行い最新の状態にしておく。
2.大幅なUpdateなので、念のため大事なデータのバックアップをとってから行う。
3.パソコンにメーカーサイトで、Windows8から8.1へのUpdateについて注意事項を確認しておく。
これは、機種にもよるのですが、予めアンインストールしておかないといけないソフトやドライバーや、Update後に再インストールが必要なソフトやドライバーがある場合があります。
4.8.1へのUpdateには、3GB以上のファイルをダウンロード、インストールを行います。
ネット回線が低速の場合は、ダウンロードに時間がものすごくかかります。
(ちなみに100Mの光回線で、ダウンロードは1時間弱でした)
さらにダウンロード後のインストールも、パソコンの性能にもよりますが、結構時間がかかります。
先日行った8→8.1のアップデートは、100M光回線、i5のCPU、4GBメモリの環境で、ダウンロードからインストールまですべて完了するのに1時間半かかりました。
この辺は、ネット環境やパソコンの性能により、かかる時間も大きくかわってきますので、時間に余裕があるときに行うとよいと思います。
8.1へのUpdateが不安なかたは、お近くのパソコン修理屋さんへお願いするとよいでしょう。
ここでは、Windows8.1へのUpdateのことを書いていますが・・・来年の4月には、なんとWindows9がリリースされる予定です。あくまでも予定なので、今後どうなるかわかりませんが・・・Vista以降は約3年ごとに新しいWindowsがリリースされていますね。
Vista・・・2006年
Windows7・・・2009年
Windows8・・・2012年(Windows8.1・・・2013年)
Windows9・・・2015年4月?
こう書いて驚くのは、Windows7が5年前にリリースされたOSだということです。
4月のXPサポート終了や消費税アップに伴い、パソコンを買い替えたかたが多くいらっしゃいましたが、その中でWindows8が使いにくいということで、あえてWindows7を選んだかたもありました。
しかしすでに5年ほど経過しているOSなので・・・XPのようなサポート終了もWindows8より早く迎えることになります。
現在公表されているOSサポート終了日については、以下のようになっています。
Vista・・・2017年4月11日
Windows7・・・2020年1月14日
Windows8・・・2023年1月10日
こうやって見ると・・・新しいOSのほうが長くサポートされるので安心ですが、今度はパソコンがハード的にそこまで故障しないかという問題もでてきますね。
タイトルからかけ離れてしまいましたが・・・Windows8.1へのUpdateは行ったほうがよいです(結論)
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