状況をお伺いすると、(大手)セキュリティ対策ソフトを、パソコンを買った際に一緒に購入したそうです。その際、3年更新の対策ソフトを買うのが、お店に在庫がなかったので、1年更新のバージョンを3本買ったそうです。
最初の1年目のセキュリティ対策ソフトをインストールして使用して、今回期限が近付いてきたということで、2本目のセキュリティ対策ソフトをインストールしようとしたそうですが、うまく入らないとのことでした。
まず、ここで問題なのは・・・1年間セキュリティ対策ソフトを使用すると、パターンファイルのみでなくて、ソフト自体のバージョンもネット経由でアップデートされている点です。
お客様は、その状態で、購入したパッケージについていたCDを入れて、またインストールしようとしたのですが・・・現状パソコン内のセキュリティ対策ソフトの方が、インストールしようとしているCDのバージョンよりも新しいので、インストールできないのです。
ソフト(特にセキュリティ対策ソフト)は、古いバージョンにインストールして戻すのは、基本的にはできないと思います。
どうしても古いバージョンをインストールしたい場合は、一旦セキュリティ対策ソフトを削除してからであれば、インストールできる可能性もあります。
今回の場合は、セキュリティ対策ソフトの「アカウント」設定から、2本目のソフトの「プロダクトキー」を入力、登録することで、残日数を引き継いで1年有効期限を延長できました。
また1年経ったら、同様の作業が必要になるので、手順をお伝えしました。
有料のセキュリティ対策ソフトには、有効期限がありますので、期限間近になると更新手続き(使用料金支払い)を行わないといけません。その方法はいろいろあるのですが、今回のようにまとめてソフト(プロダクトキー)を購入した場合は、期限が近付いたら、プロダクトキーを未使用のものに変更登録することで、有効期限を延長することができます。
最近の「パソコンサポート」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事