XPのサポート終了前までは、このシリーズの電源ユニットのコンデンサー交換修理のご依頼が多かったのですが・・・サポートも終了し、やはり修理よりも買い替えする人が多いようで、ご依頼も減ってきました。
そのため、このブログにも記載する機会が減ってきて・・・掲載記事自体も古いものが多くなり、「まだ修理作業は行っていますか?」という問い合わせも時々あります。
さて、今回はTX90M/Dの電源が全く入らなくなってという現象でした。
電源ユニットを送付してもらい、まず内部の確認です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/75/9379698ab8005df07f5cf2deb0641f5e.jpg)
起動回路用と、液晶パネル用の電解コンデンサーが1個ずつ頭部膨張して故障しています。
ヒューズは切れていませんでしたので、コンデンサーの故障が原因のようです。
念のため、どらともの検証用TX90に電源ユニットをつないでみましたが、やはり全く電源が入りませんでした。
いつものように、11個の電解コンデンサーを交換しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/ea/2148cea00ae40f343c03765bc5f8b258.jpg)
交換後、まず電源チェッカーでの出力確認、テスターで液晶用24Vが出力されていることを確認しました。
あとは、検証用のTX90につないで、起動・動作の確認、負荷テストを行い問題ありませんでしたので、ご返却です。