状況をお聞きすると・・・知人に作ってもらったデスクトップパソコンの電源が入らなくなった、電源が入ってもフリーズすることがあるということでした。
作ってもらったということは、自作パソコンだと思い、汎用のATX電源をもってお伺いしました。
パソコンはA-Open製のスリムデスクトップパソコンでした。自作というよりは、自分で部品を選んだBTOパソコンといったほうが正しいかもしれません。
内部を確認してみると・・・電源ユニットは汎用の形状ではなくて、特殊形状でした。念のため電源ユニット内部を確認すると・・・5Vスタンバイ起動用の電解コンデンサーが破裂しています。
これが原因の可能性が高いです。
お客様は、いろいろパソコンを使うので、使えないと困るとのことでしたので・・・持ってきた汎用のATX電源ユニットを接続して使ってもらうことにしました。天板を閉じることができませんが仕方ありません。
電源ユニットは、一旦持ち帰り・・・同じ電源ユニットが入手できるのであれば購入し、それが難しければ電解コンデンサーを交換修理することになりました。
電源ユニットはA-Open製のFSP300-60SV で、調べてみたらネットで新品を購入することができました。
届いた電源ユニットを確認してみたら・・・P-ATA用の電源コネクターが1個しかついていません。もともとのパソコンに使っていた電源ユニットには3個ついていたのですが・・・
ただ、お客様のパソコンは、HDDはS-ATAで、光学ドライブがP-ATAでそれ以外の機器は使っていませんので、問題はありません。
再びお伺いして、電源ユニットを新品のものと交換しました。これで暫くは電源ユニットの心配をする必要がなくなりましたね。
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