殺陣剣究:護身舞道
武蔵の二天一流剣法には4法の調息法がある。十一代継承の宮田師範の話によれば、九代目の創案らしい。
武術的に斬る為の調息が目的なのだが、現代的に中高年向けの健康呼吸法にならないものかと研究している。
五大宇宙の地球をイミージした「地」の呼吸法から海原地平線を意識した「水」。火山のような「火」の呼吸法。
疾風をイメージした「風」。宇宙を体と一体化した「空」の呼吸法の五法にまとめてみた。
今後、海外にも同好者を募る。
現在は月2回の早良体育館で「拳舞会」のメンバーに習得してもらっている。
美身、健身、護身がテーマの会です。
殺陣もいろいろ、やくざ剣法・戦場殺陣・武芸者同士の武術的な殺陣や演技的な殺陣など
ドラマによって振付が変化する。私の場合は舞踊殺陣が多いが形ばかり振付より、武術の
理合いを考慮した武術殺陣が好みだ。
最近はひばりのロカビリー剣法を振付たが、刀法が基本から覚えられるように
した。この動画は何年か前に劇団関係者が講習を希望した時の動画。
今は、彼も自分なりの殺陣指導をする程成長して、劇団&殺陣道場を経営している。
武蔵の二天一流剣法には4法の調息法がある。十一代継承の宮田師範の話によれば、九代目の創案らしい。
武術的に斬る為の調息が目的なのだが、現代的に中高年向けの健康呼吸法にならないものかと研究している。
五大宇宙の地球をイミージした「地」の呼吸法から海原地平線を意識した「水」。火山のような「火」の呼吸法。
疾風をイメージした「風」。宇宙を体と一体化した「空」の呼吸法の五法にまとめてみた。
今後、海外にも同好者を募る。
現在は月2回の早良体育館で「拳舞会」のメンバーに習得してもらっている。
美身、健身、護身がテーマの会です。
殺陣もいろいろ、やくざ剣法・戦場殺陣・武芸者同士の武術的な殺陣や演技的な殺陣など
ドラマによって振付が変化する。私の場合は舞踊殺陣が多いが形ばかり振付より、武術の
理合いを考慮した武術殺陣が好みだ。
最近はひばりのロカビリー剣法を振付たが、刀法が基本から覚えられるように
した。この動画は何年か前に劇団関係者が講習を希望した時の動画。
今は、彼も自分なりの殺陣指導をする程成長して、劇団&殺陣道場を経営している。
毎月2回第一と第三土曜日午後から早良体育館で殺陣アクションと護身術の講習を
実施している。男性組は空手。合気道。ボクシング。木刀術の総合的な護身技法のみを
稽古する。女性にはリズミカルなダンスで覚える護身術を指導。
今回は殺陣希望があり、基本の居合と殺陣の構え方20手を指導。
この構えは3番目の正眼の構え。中心的な構えになります。
初めてにしては覚えが良くて、かなり熱心に習得している。
今日の殺陣体験講習に女性が参加。演技経験者らしい。女性向け護身術で体を緩めた後
殺陣基本の構え方20手と居合を使った呼吸法(剣禅)を指導。
忘れないように動画撮影とメモを渡した。
基本殺陣&アクションカリキュラム(拳舞会)
●基本動作;
1・合気道の手首ストッチと脱力法と捌き方
手首の屈伸や捻りや掴みと脱力を10法
2・ボクシングデイフェンス(ダッキング・ヘドスリップ・Uビング
後進&ワンツーパンチ)
HIPHOPのリズムに乗り、エクササイズ方式で習得
3・空手突きと蹴り方
護身構えから居合突き・肘当て五法。護身基本「頭突き・噛み付き・玉潰し」
4・礼法・刀法・居合・
武士の心得としての座礼や帯刀法や抜き方納め方と呼吸法
5・殺陣基本:構え方・八法斬り・型その1
居合構え~半月の構え~正眼~青眼崩し~左上段~大上段(巴)~右八相
~八相手崩し~脇構え~無構え~地摺り~金剛構え~左脇構え~突き構え
~天地構え~横笛構え~左囲い構え~血振い。納刀・残心。20挙動
横一文字左右・左から真っ向斬り・右から真っ向斬り・右から袈裟斬り・左から袈裟斬り・
左下から切り上げ・右下から切り上げ・霞構えから斬り落とし中段突き。
左右斜め構えで血振り納刀。
(攻)上段霞斬り・下段脚斬り・上段内受け・右胴斬り・摺り上げ面から小手斬り落とし。
(受)上段受け・ 下段受け・ 真っ向斬り・一歩退歩・真っ向斬り・上段内受け。
6・剣禅=居合技法に呼吸法を導入一刀と二刀(上級者)を行い静心化する。
殺陣剣究その6
殺陣と武術の違いは草書と楷書の違いに似ていると思う。
武術の型は一見固く、一技法を丁寧に型に嵌めた動きが多いが
殺陣は流動的な動きで構成されている。
中には全く武術型の踏襲と思える技法もあるが、
概念としては「武踊振り付け」と解釈できる。
しかし、殺陣も意識の持ち方で武術型よりはるかに実践的になる。
殺陣の達人は後方からの「合図の掛け声」よりも気配で察知している。
心理的にも「演技の殺意」がまさに実感すれすれに感じて斬れる役者は
単に型通りに演武する武術研究生より、はるかに武術センスがあると思う。
実感のある殺陣を身に付ける演技者はそれなりに刀の持ち方にも理に合った
持ち方斬り方に習熟しているようだ。
「殺陣の中の武術性」を剣究するのが
私が追求する「士舞道」の課題でもあります。
殺陣と武術の違いは草書と楷書の違いに似ていると思う。
武術の型は一見固く、一技法を丁寧に型に嵌めた動きが多いが
殺陣は流動的な動きで構成されている。
中には全く武術型の踏襲と思える技法もあるが、
概念としては「武踊振り付け」と解釈できる。
しかし、殺陣も意識の持ち方で武術型よりはるかに実践的になる。
殺陣の達人は後方からの「合図の掛け声」よりも気配で察知している。
心理的にも「演技の殺意」がまさに実感すれすれに感じて斬れる役者は
単に型通りに演武する武術研究生より、はるかに武術センスがあると思う。
実感のある殺陣を身に付ける演技者はそれなりに刀の持ち方にも理に合った
持ち方斬り方に習熟しているようだ。
「殺陣の中の武術性」を剣究するのが
私が追求する「士舞道」の課題でもあります。
士舞道基本
SAMURAIDANCEの基本では土台作りとして下半身強化と殺陣や剣舞にも
必要な足形を修練します。
先ず空手の前屈後屈立で安定した足腰部や背筋を鍛錬する。
回身動作は中心線の意識が必要になる。
開脚動作は日舞剣舞に使える動作。
跳躍着地はつま先意識。膝行は合気道や殿中仕草。
これに合気道の前転後転も加えたい。
これが出来たら刀を持って居合に入ります。
居合は刀道ですので茶道のように礼法に沿って行います。
刀の持ち方抜き方納め方と斬突八法(米の字)を習得します。
居合型の基本は自作型「剣禅」で一刀操作を習得。
二刀では武蔵の二天一流の呼吸法を纏めた五法を習得。
この二つの型が「呼吸法と刀の操作基本」です。
殺陣型は幾らでも創作できますので、臨機応変に振り付けます。
先ず、「構え方」から始めてます。
SAMURAIDANCEの基本では土台作りとして下半身強化と殺陣や剣舞にも
必要な足形を修練します。
先ず空手の前屈後屈立で安定した足腰部や背筋を鍛錬する。
回身動作は中心線の意識が必要になる。
開脚動作は日舞剣舞に使える動作。
跳躍着地はつま先意識。膝行は合気道や殿中仕草。
これに合気道の前転後転も加えたい。
これが出来たら刀を持って居合に入ります。
居合は刀道ですので茶道のように礼法に沿って行います。
刀の持ち方抜き方納め方と斬突八法(米の字)を習得します。
居合型の基本は自作型「剣禅」で一刀操作を習得。
二刀では武蔵の二天一流の呼吸法を纏めた五法を習得。
この二つの型が「呼吸法と刀の操作基本」です。
殺陣型は幾らでも創作できますので、臨機応変に振り付けます。
先ず、「構え方」から始めてます。
iai ・居合試紙斬り(聖剣流)
画面が暗いこの映像は当時の3倍ズームしかやれないビデオカメラで
撮ったものです。当時は居合に熱中していた。
最初、この紙斬り技法は柳に風。。という感じでした。
固定してれば誰でも斬れるが、蛍光灯に吊るしたままだと真剣で切っても
そう、容易くは斬れない。まだ誰も投稿した映像が無いみたい。
まして、模擬刀でやっているから、尚更難しい。
先ず、左右袈裟斬りをしてみる。これは紐が固定しやすいから斬るのは容易。
ただし、斬り方の上手下手は切った紙片の切り口で解る。ギザギザになってる場合は
刃筋が狂っている。正しければ滑らかに切れている筈。
次に横一文字に斬ってみる。これは熟練が要る。一にスピードが無いと紙片が
横になびくだけ。。次に「切る!」という確信の意識が必要。その意識がスピード
に影響するし、勿論刃筋を狂わせない手首操作も修練する。
最も難しいのは紙片の真ん中を突きぬく技法だ。
これが出来るには気剣体一致の集中力がないとホントに柳に風になる。
巧く突き抜けると紙片はビクとも動かない感じ。これが出来たら免許。
最後に跳躍して着地するまでに「抜いて、斬って、納める」稽古。
着地を爪先から音をたてぬ気配りで行う。
跳躍すると「横に斬る」意識が手元に集中するので、意外と
スパツ!と斬れやすい。
巻き藁での試斬りは、費用も手間もかかるが、この「試紙斬り」は新聞紙半面
を幅5センチ程度長さに斬って下から10センチごとに上へ切れが数多く稽古
できる。費用も掛らず、室内で手軽にできる。周囲に物を置かない事。
「居合感覚の実践方法」として考案した。
この模擬刀で時々小枝を切っていたら、刃がボロボロになった。
試しに砥石で研いでみたら、あら不思議?紙に刃を当て引いても全く斬れない。
逆に押したらスパツ!と小気味よく切れた。「ナンジャ、こりゃ!」多分
研ぎ方を間違えたらしい。素人だね、この砥師。
画面が暗いこの映像は当時の3倍ズームしかやれないビデオカメラで
撮ったものです。当時は居合に熱中していた。
最初、この紙斬り技法は柳に風。。という感じでした。
固定してれば誰でも斬れるが、蛍光灯に吊るしたままだと真剣で切っても
そう、容易くは斬れない。まだ誰も投稿した映像が無いみたい。
まして、模擬刀でやっているから、尚更難しい。
先ず、左右袈裟斬りをしてみる。これは紐が固定しやすいから斬るのは容易。
ただし、斬り方の上手下手は切った紙片の切り口で解る。ギザギザになってる場合は
刃筋が狂っている。正しければ滑らかに切れている筈。
次に横一文字に斬ってみる。これは熟練が要る。一にスピードが無いと紙片が
横になびくだけ。。次に「切る!」という確信の意識が必要。その意識がスピード
に影響するし、勿論刃筋を狂わせない手首操作も修練する。
最も難しいのは紙片の真ん中を突きぬく技法だ。
これが出来るには気剣体一致の集中力がないとホントに柳に風になる。
巧く突き抜けると紙片はビクとも動かない感じ。これが出来たら免許。
最後に跳躍して着地するまでに「抜いて、斬って、納める」稽古。
着地を爪先から音をたてぬ気配りで行う。
跳躍すると「横に斬る」意識が手元に集中するので、意外と
スパツ!と斬れやすい。
巻き藁での試斬りは、費用も手間もかかるが、この「試紙斬り」は新聞紙半面
を幅5センチ程度長さに斬って下から10センチごとに上へ切れが数多く稽古
できる。費用も掛らず、室内で手軽にできる。周囲に物を置かない事。
「居合感覚の実践方法」として考案した。
この模擬刀で時々小枝を切っていたら、刃がボロボロになった。
試しに砥石で研いでみたら、あら不思議?紙に刃を当て引いても全く斬れない。
逆に押したらスパツ!と小気味よく切れた。「ナンジャ、こりゃ!」多分
研ぎ方を間違えたらしい。素人だね、この砥師。