息づかい・ ぬくもり ・・・ アラン写真館

心に歓喜を、Dr.アランmac      幅広~い心と、 ゆとりある心で。。。。

したくないことは決してするな・・・・うつ病②

2016-06-24 21:40:42 | 写真館
     うつ病患者は しばしば自殺によって自己に復讐する傾向を持っている。

だから 医師が第一に注意しなくてはならないのは、彼らに自殺の口実を与えないようにすることである。

私自身は彼らの緊張を緩和する治療の第一歩として、

したくないことは決してするな 」 と説くことにしている。


もし うつ病患者がしたいことをしていいのだったら、誰も恨みようがないはずである。

。。。。。

たいていの場合、患者は「 しかし、したいと思うことなど別にありません 」 と答える。

私は何回となく その答えを耳にしているので、すでに準備ができている。

じゃあ、したくないことを無理にすることもないさ 」。


時には 「 私は とにかく一日中寝ていたい 」と答える患者もある。

私がよろしいと言えば、患者のほうで嫌になることを知っている。

                                   D・カーネギー 道は開ける    香山 晶 訳より



                                        井の頭公園付近の 民家で

この処方どおりにしたら、2週間できっと全快しますよ・・・・うつ病①

2016-06-24 19:28:03 | 写真館
   アルフレッド・アドラーの筆になる驚くべき報告である。

彼は うつ病の患者に対して、決まって同じことを言った。

「 この処方どおりにしたら、2週間できっと全快しますよ ---- それは、

どうしたら他人を喜ばすことができるか、毎日 考えてみることです 」


これは彼らにとって重大な意味がある。

彼らは「 どうすれば他人を悩ますことができるか 」 と、このことばかり考えている。

。。。。。

うつ病とは、他人に対する長期に及ぶ 憤怒、非難のごときものである。

とはいえ、保護・同情・支持 を得たいがために、

患者は自分の罪の意識に沈み込んでいるように見える。

うつ病患者の第一の記憶は通常、次のようなことだ。

「 私は長椅子に横になりたかったが、兄がそこにいたので大声で泣き出した。

それで兄はしかたなく椅子を明け渡した 」

。。。。。
                                D・カーネギー 道は開ける    香山 晶 訳より



                                                   小原流 瀧本 悦子さん