勝手にバイオ考察

自分の脳内整理用 考察記事

バイオハザード 7~8(ヴィレッジ)についての話 -1-

2023-11-26 20:10:59 | バイオハザード7/8について

※以下の内容は私自身の中でストーリーをまとめることが主目的です。

※妄想の部分も多くあり、正しいといえるものがすべてではありません。また、作品自体が解釈に幅が取れるような作りになっているため、

考え方を強制するものではありません。 もしこれを読んだ人が面白そうと思っていただいて、ゲームをプレイしていただけたら、ものすごくうれしいです。

※基本的にネタバレ全開なので、プレイしてから読んでいただくことをお勧めします。

 

★バイオハザード7/8について考える

バイオハザードといえば、ゲームをあまりやらない人でもきっと知っているようなタイトルですよね。アクションホラーの代表作で、ナンバリングタイトルで8までリリースされた人気作です。……にもかかわらず、私は初代発売が発売した1996年から、一度もプレイすることも、動画を見ることもなく育ってきました! そしてつい最近プレイしドはまり、ほぼ全タイトルをプレイしました。

*ちなみに私がプレイした作品ですが、0~8(2/3はリメイク)に加えて、リベレーションズ1/2のみとなります。コードベロニカはやりたいのですが、ハード的な問題でプレイできていません……。

今までたくさんのゲームをプレイしてきましたが、バイオハザード8(ヴィレッジ)が非常に面白く、シリーズの中でもダントツでお気に入りの作品です。世間の評価も高く、今までと違う主人公・ストーリー、またバイオ7が非常に怖いことでも話題になり、完成度も高いです。考察動画も多く出ており、今もいろいろと議論が続いている状態です。

さて、バイオハザードといえば誰もが名前を聞けば思い浮かべるような、ゾンビウイルスが蔓延した世界をどう生き抜くのか?!というストーリーで、このお話を追っていくだけでも十分面白いのですが、今回まとめたい7~8については過去作品と一線を画したものだと考えています。考えれば考えるほど、プレイすればするほど新しい発見がある、また世界観の作りこみにうなる……と飽きない要素が満載なのです。この"作りこみ"というのはつまり、"ユーザーが求めるゲーム性がとことん突き詰められている"という点にあり、その一部として複雑に絡みあうストーリーが多くを語らない状態でまとめられているところが素晴らしいのです。この中で多く出ている考察動画でも、まだ踏み込まれていないのでは?と思う内容があったため、深堀した内容を一度しっかりまとめたいと思います。

 

考察に値する内容が多くあるのですが、まずは大きく作品全体について確認したうえで、最終的な結論、すなわちバイオハザード7/8で語られている内容についてまとめたいと思います。

 

【1】バイオハザード作品の中での"7~8"の立ち位置

 

バイオハザードという作品について、今一度振り返ってみたいと思います。初代"バイオハザード"の前日譚として作られたバイオハザード0を始まりとした生物兵器誕生。そしてその後の作品は世界への拡散とその戦いについて描かれていますが、各作品の概要について、ざっくりとまとめてみたいと思います。 本当に雑にですが、全体的な流れとしては以下のようになっているはずです。

 

バイオ0~1 = アンブレラ社の研究による、ゾンビウイルスの誕生

バイオ2~3 = ウイルスの拡散と、ウイルスの進化の可能性を示唆する内容

CODE:Veronica = アンブレラ社の崩壊

バイオ4~5 = T-ウイルスと類似の存在が世界各地にあるという可能性の示唆、ウイルスの悪用が世界に蔓延しているという事実

リベレーションズ1~2 = 国家権力と結びつくバイオテロ組織、対生物兵器組織の活躍

 

と、ここで一旦区切りたいと思います。以上の下線部分については今後の展開として覚えていていただきたい内容です。

これまでの流れはつまりもーーーっと簡単に書くと、"人類の敵となるものが生まれ、拡散した"ということ。

なぜバイオ5までで止めたかというと、この流れの中で、1つの物語として、"どうすればバイオハザードという話を簡潔に持っていくか?"を想像したいからです。物語の起承転、そして"結"=ハッピーエンドにしたいと考えた場合、多くの人が次の展開は次のように考えると思います。

"人類の敵となるものが生まれ、拡散した"

"すごく強い英雄が表れて、敵を倒してくれた!平和になった!”

 

こうなってほしいですよね。バイオハザードは日本発祥ですが、海外ファンも多く、ハッピーエンドが望まれる

海外プレイヤーのために、少なくとも世界がウイルスに侵されて人類全滅、とはならないと思うのです。(面白くないですよね?)

ということで、だれかこの状況を打開してくれないかなーという気持ちを抱きつつ、以降の作品を振り返ります。

 

バイオ6 = ウイルスのワクチンを作れる可能性とその人材が明らかになる。(ジェイク)

バイオ7~8 = アンブレラ社の起源と原種が明らかになる。ローズという存在が誕生する

 

こういう流れで書くと、ジェイクとローズが世界を救ってくれる人材に感じませんか? 

魔王の存在するRPGで、魔王を倒して万歳、となるかといわれると、実際のところ微妙ですよね。

そこらにいる魔物は今でも人間を狙っている……本当の平和は"魔物を根絶やしにする"か、"魔物と和解する"といった

平和を維持するための対策が必要です。

つまり、魔王(バイオテロの黒幕)を倒すローズと、平和維持(対ウイルスのワクチン)のための交渉人ジェイクの存在をこの時点で

登場させておく必要があったのだと考えています。

さて、今回はバイオ7~8にフォーカスを充てているわけですから、

ローズが世界を救ってくれる英雄(すなわちヒー"ローズ")の一員として活躍するまでの誕生話ということを示したいのです。

 

次回に続きます。 →【”バイオ6”から"バイオ7"への切り替え】

 



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