模型の館@ジユウノツバサ

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京阪600形「放課後ティータイムトレイン」【りべんじ!・その5】

2013年05月02日 | 京阪HTTトレイン
 鉄コレ第17弾。アマゾンさんからワタシの手元に昨日ようやく届いたところですが、皆さんはもう京阪600形お愉しみですか?今日から塗装のお話。マスキングの順番通りにまずは屋根・下廻りの塗装から。

 RMM・とれいん両誌のキットレビュー作例、どちらもウェザリングなしの綺麗なグレーで屋根や下廻りを塗装していました。雑誌作例ということを差し引いても、こういうラッピング車輌をウェザリングで汚すというのは抵抗感があると思います。もちろんワタシもそうです。
 とはいえ、両作例のピカピカの下廻りは何か違うよなってのもありまして。このラッピングをしていた頃の613-614って屋根も下廻りも正直キレイじゃなかったよね、と。
 ワタシ自身、初代は折衷案としてダークグレーを選択。変なピカピカ感こそないものの、我ながらどこか白々しいと感じていました。なので、二代目はせめてもう少しマシな表現にしようと面倒な塗り方をしてみたわけです。



 ハイ、全部茶色にしちゃいました。Mr.カラー131・赤褐色です。写真はボディと台車枠とパンタだけですが、何もかも茶色で下塗りしちゃいました。さすがにボディは必要以上の厚塗りを避けるため屋根以外を軽くマスキングしてますが。ここからグレーのグラデーション塗装で立ち上げるという方法を取りました。



 グラデーション塗装の前後比較(左が塗装前・右が塗装後)。グレーはGMカラー9・ねずみ色1号に赤褐色を少々加えた色で、屋根肩に茶色を吹き残すイメージで中心線上にエアブラシの細吹きを何度も繰り返しました。迷うと軌跡がよれるので、ダッ!ダッ!と。
 写真だと見ると光の反射が強く当たっているだけにも見えるような…。それだけ自然に吹けたってコトかもしれないけど、演出として効果的かというと微妙ですね。

 それ以前の問題としてグラデーションの方向性が根本から間違ってたんじゃないかと完成後に思ってみたり。



 この実車の屋上機器の写真が一番分かり易いのですが、京津線の車輌って屋上は側面よりも天面の方が強く汚れてるんですよね。今回の作品はそれに気付かず天面をハイライトと捉えて明るいグレーにしちゃった。最終的に模型としてカッコ良ければ別にいいのですが、皆様どうでしょうか?

 下廻りは同じグレーを下から吹き上げる角度で吹き付けましたが、こちらは車体の陰になる部分が茶色のトーンになって上手く汚れてるっぽい雰囲気になったと思います。

 はい、次こそはカラフルなボディの塗装とデカールのお話です。よろしくお願いいたしますです。

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