そろそろ次回作も作り始めてるので、この作品についての記事もラストスパートを掛けましょうか。
前回最後にご覧いただいたデカールを貼った後に見つけた問題個所。今回ご紹介するのはそれを是正して美しく仕上げる工程…だったハズなのですが、タイトルカットでご覧いただいている通り、期待した結果を得られなかったわけです。
オマケのキャラクター単独絵柄のデカールを重ね貼りして、色掠れのリカバーと発色の強化を処置したあとMr.カラーGX100・スーパークリアーIIIをエアブラシで吹きます。この時は「2012年内完成」を断念していたタイミングだったので、セオリー通り最初はデカールを侵さないよう遠めの距離から砂吹き、乾燥後に少しずつ吹き重ねて塗膜を厚くしていきました。
写真からもデカールの厚みで生じた段差がお分かり頂けると思います(ホコリも入っちゃってますね)。
その段差を耐水ペーパーがけ・コンパウンド磨きとクリアー吹きの繰り返しで目立たないようにする研ぎ出しという作業を行いました。
上述のホコリ混入箇所や段差の目立つ所を1200番ペーパーで、続いて1500番ペーパーで磨いた状態が上の写真。あえて段差を完全に消すところまでは狙っていません。通常こういう作業を行うカーモデル等よりも縮尺が小さい分、デカールも塗膜も薄くなっているので、頑張りすぎて印刷面を削ってしまうリスクがどうしても高いためです。
さて、手元に残っている途中写真はここまで。この後は完成を急いだのとその後始末で撮る余裕がなかったので…。
この後、薄くなった塗膜の厚さを補うのと表面をさらに滑らかにするため、薄めに希釈したスーパークリアーIIIで化粧吹き。3日後Mr.コンパウンドの粗目で磨いて、コンパウンドの油分を洗い落として1日乾燥後再度化粧吹き。
公私バタバタという状況でしばし放置後、細目のコンパウンドをかけようと思ったら細かな鱗状のヒビがバキバキに入っているという状態に唖然…。太字で強調した通り、どう考えても乾燥時間の不足が原因でしょう。冬場の空気が乾燥した時期で油断していたのもあります。
そこから完成までの時間のほとんどは、そのリカバーに費やすことになりました。これを機にドライブース代わりの対流式食器乾燥機を導入して、乾燥時間も各々の作業で一週間ずつとりながら化粧吹き→コンパウンドを繰り返すという工程です。最後にハセガワのコーティングポリマーで磨いて最終組み立てです。
リカバリーの成否は皆様に写真でご判断して頂く他ないわけですが、タイトルカットでわかるように絵柄上のヒビが白い跡として残っちゃってたりもするので、ワタシ自身も不満足。リカバリー自体も及び腰の部分が出てしまって、エッジのダルさもありますし。鉄コレ使って3代目を作りたいという誘惑に駆られる、一番の原因は何と言ってもコレな訳です。
と、一応製作記事はここで概ね終了と相成ります。鉄コレとの比較記事で全体像をアップしているので、完成状態でのレビューを書くかどうかは考え中です。
次回作はできるだけリアルタイムに近い形で掲載する方向で行きます。「けいおん!」は実作業とのタイムラグで思い出す作業が意外に大変でした。
というわけで次はどちらの記事になるか未定ですが、何卒よろしくお願いしますです。
前回最後にご覧いただいたデカールを貼った後に見つけた問題個所。今回ご紹介するのはそれを是正して美しく仕上げる工程…だったハズなのですが、タイトルカットでご覧いただいている通り、期待した結果を得られなかったわけです。
オマケのキャラクター単独絵柄のデカールを重ね貼りして、色掠れのリカバーと発色の強化を処置したあとMr.カラーGX100・スーパークリアーIIIをエアブラシで吹きます。この時は「2012年内完成」を断念していたタイミングだったので、セオリー通り最初はデカールを侵さないよう遠めの距離から砂吹き、乾燥後に少しずつ吹き重ねて塗膜を厚くしていきました。
写真からもデカールの厚みで生じた段差がお分かり頂けると思います(ホコリも入っちゃってますね)。
その段差を耐水ペーパーがけ・コンパウンド磨きとクリアー吹きの繰り返しで目立たないようにする研ぎ出しという作業を行いました。
上述のホコリ混入箇所や段差の目立つ所を1200番ペーパーで、続いて1500番ペーパーで磨いた状態が上の写真。あえて段差を完全に消すところまでは狙っていません。通常こういう作業を行うカーモデル等よりも縮尺が小さい分、デカールも塗膜も薄くなっているので、頑張りすぎて印刷面を削ってしまうリスクがどうしても高いためです。
さて、手元に残っている途中写真はここまで。この後は完成を急いだのとその後始末で撮る余裕がなかったので…。
この後、薄くなった塗膜の厚さを補うのと表面をさらに滑らかにするため、薄めに希釈したスーパークリアーIIIで化粧吹き。3日後Mr.コンパウンドの粗目で磨いて、コンパウンドの油分を洗い落として1日乾燥後再度化粧吹き。
公私バタバタという状況でしばし放置後、細目のコンパウンドをかけようと思ったら細かな鱗状のヒビがバキバキに入っているという状態に唖然…。太字で強調した通り、どう考えても乾燥時間の不足が原因でしょう。冬場の空気が乾燥した時期で油断していたのもあります。
そこから完成までの時間のほとんどは、そのリカバーに費やすことになりました。これを機にドライブース代わりの対流式食器乾燥機を導入して、乾燥時間も各々の作業で一週間ずつとりながら化粧吹き→コンパウンドを繰り返すという工程です。最後にハセガワのコーティングポリマーで磨いて最終組み立てです。
リカバリーの成否は皆様に写真でご判断して頂く他ないわけですが、タイトルカットでわかるように絵柄上のヒビが白い跡として残っちゃってたりもするので、ワタシ自身も不満足。リカバリー自体も及び腰の部分が出てしまって、エッジのダルさもありますし。鉄コレ使って3代目を作りたいという誘惑に駆られる、一番の原因は何と言ってもコレな訳です。
と、一応製作記事はここで概ね終了と相成ります。鉄コレとの比較記事で全体像をアップしているので、完成状態でのレビューを書くかどうかは考え中です。
次回作はできるだけリアルタイムに近い形で掲載する方向で行きます。「けいおん!」は実作業とのタイムラグで思い出す作業が意外に大変でした。
というわけで次はどちらの記事になるか未定ですが、何卒よろしくお願いしますです。