模型の館@ジユウノツバサ

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KATOのDD51とBトレイン

2005年12月15日 | 鉄道模型の話
やっぱ、ブログライターは使いにくいや。
何かワタシ、gooのソフトウェアとは相性が良くないです。

ネタとしてはだいぶ鮮度が落ちてますが、
KATOのDD51、いい感じですね。
色分けされているデッキ周りの手スリ、
あれはシステムインジェクションによる成型だそうで。
ガンプラやってる方には「色プラ」と言った方が
判りやすいでしょう。

で、ふと思い出したのがBトレインショーティー。
KATOはそれに対応する
小型動力ユニット・台車の製品化などで
バンダイに協力した形になってるのですが、
KATOにとっての「見返り」って何だったのかな~?
ってずっと疑問に思っていたんです。

確かに当時のBトレインのブレイクぶりを考えれば、
Bトレ対応動力・台車の商品化にあたって
確実に売り上げが見込めるという判断があったとすれば妥当でしょう。
ただ、それでもリスクがあるし、商品単価も安いから、
KATOが他社のショーティーモデルの商品展開に協力する
動機としては弱いんじゃないかと。

そして今回、KATOから
システムインジェクションという技術を使った商品が
発売されたことで、ワタシは「おっ!」と思ったわけです。

このシステムインジェクションは
バンダイが開発した技術だと言われています。
この技術をバンダイが専売特許としていたかについて
確証は持てないのですが、
少なくともワタシの経験上
この技術を使っている製品をバンダイ以外で見た覚えはありません。

一方、KATOというメーカーに対するワタシの印象は
根っこがバリバリの技術者集団って感じなんです。
ワタシのこの印象が間違ってなければ、
KATOがシステムインジェクションという技術に
強い興味を示すのはごく自然なことじゃないかと。

これは想像の域を出ない推測なのですが、
仮にBトレ協力の「見返り」として
システムインジェクションに関する技術協力を、
バンダイが提示したとしても、
KATOが要求したとしても、
ワタシは驚くに値しないと思います。

ま、実際にBトレと色プラ技術がリンクしているかどうかは、
KATOやバンダイの中の人じゃないので知りません。
上記の事はあくまで外野の人間からみた「想像」です。
ただ、ワタシにとってKATOのDD51という商品は
そういう切り口の想像もできる面白い商品ということで。

それはさておき、
KATOがシステムインジェクション技術を会得したことで
今後の商品が楽しみになるのは間違いないでしょう。
コストとの兼ね合いはあるでしょうが、
ガイシ部分を色分けしたパンタ・交流系屋上配管なんかが
登場すると嬉しいですね。



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