KATOポンチョでKバスを作る（9）

さて、ちょっと間が空きましたが、引き続きデカールをチマチマ貼っていきます。今回の写真は全てタトゥーシール直貼りバージョンです。


側面ど真ん中の大きな「K」マーク。このサイズになると濡らして台紙を外したタトゥーシールのフィルムが反って扱いにくくなるので、写真のようにクリップで仮固定して転写しました。湿らした綿棒で水分を少しずつ加えて、すこしズラしてマークセッターを塗って、またズラして…という手順。マークセッターの表面張力でボディにフィルムを吸い付けるようなイメージ…と書いて伝わりますでしょうか？


写真のようにデカールの余白がホイールアーチにハミだしてしまう時の対処法。ワタシがデカール貼りで愛用している道具がこちら。


大昔に100円均一で買った眉毛手入れ用のハサミ。刃先が鋭く適度に反っているので、細かな切れ込みを入れるのにすごく便利です。


今回はこんな感じで2～3箇所に切れ込みを入れます。


で、コイツの出番です。グッド・スマイル・レーシングのデカール軟着剤。チョチョイと少しだけ塗って、湿らせた綿棒で余分を吸い取りながら抑え込むと…


こんな感じでシッカリとホイールアーチに密着します。このGSRデカール軟着剤はかなり強力なので付け過ぎにご用心。油断するとタトゥーシールはグズグズになって歪んだり溶けたりしちゃいます。


そんなこんなで実は全部貼り終えていて、クリアー吹きしてから20日近く放置してました。都合最初に貼った分は1か月近く経っているのですが、今のところ目立った変色はなく、このまま意図通りに成功してくれれば嬉しいのですが、どうなることやら。

さて、何事もなければ次回で完成のはず。それでは。