人生では、
楽しくないことも、やる。
ろくでもないことがあるし、
何の興味も湧かないこともある。
しかし、
それらと完全に自分を切り離すのではなく、
必要であれば幾分かの繋がりを持っておく。
助けが必要なら助けるし、
ちょっと見に来いと言われれば見に行く。
それが人生だ。
理不尽なことも、
しんどいことも、
退屈極まりないことも、
この人生の一部であり、
この世界の一部なのだから。
もう、
偽善的なことは、止めよう。
本当にしたいことだけをして、
正しいと思うことだけをしよう。
面白くないことに付き合う必要はないし、
面白くないことに付き合ったって良い。
その時の気分で。
人生を輝かせるのは、そういうことであり、
自分らしさとは、
人の魅力とは、
そういうことだからである。
本当に魅力的で、価値ある人は、
他人に依存しない。
自分の道を歩き、他からのちょっとした好条件には耳も貸さない。
何者にも媚びず、
何者にも物怖じしない。
守るものはない。
守る必要がないと分かっているからだ。
自分はいつになったら、
そんな人になれるのだろうか。
こよなく自由を愛するが、
不自由なほうが自由なこともある。
自由過ぎる自由は、かえって本人を不自由にすることがある。
時には社会の底辺で、不自由なほうの選択肢を選び、不自由に椅子に腰掛けているのが良い。
自由とは、
そういうものだ。
人間の価値は、その人の生まれや血統、民俗、出身国などにあるのではなく、その人自身にある。
頭が良い人物か。
苦労を経験して、深い認識があるか。
心からの人や自然への優しさと思いやりがあるか。
自らの人生に対して誠実で、挑戦し続けているか。
人や世界を愛しているか。