先週、コロナの変異型ウィルスの感染拡大により、マクロン大統領の発表で今日から休校である。
朝起きて、学校が運営しているアプリを開こうとしたら、電波が悪くて開けなかった。
何回もやっている内にどんどん接続が悪くなり、結局午前中は勉強が出来なかった。
午前中やるべき課題は、フランス語と数学と英語だった。
数学は、先週先生が渡してくれたプリントに取り組んだ。
数分で終わった。
英語も、先週先生が渡してくれたプリントに取り組み、2週間くらい前に取り組んだ授業の続きを終わらせた。
フランス語は、2週間くらい前に出された宿題を先生に提出した。
アプリを開けなかったので、先週先生が教えてくれた個人のメールアドレスに送った。
去年もフランスはロックダウンで3ヶ月休校になったので、各教科の先生方はインターネットの接続が出来ないという不測の事態に備えて、アプリを使わない対策をとっていた。
去年私が日本に居た時、フランスでは休校中ネット授業を行なっているというニュースが流れていたが、それは高校の話だったのだろうか?
ネット授業を行なっている先生もいたり、ネット授業を試みた先生もいたがアプリの接続が悪かったので、行わなかった先生もいたらしい。
殆どの先生がネット授業を行なっていなかった事が分かった。
この休校中、ずっとアプリが開けなくて、宿題を取り組めるかどうか心配である。

今日は「復活祭」、フランス語では« Pâques »の日だった。
キリスト教の信者にとっては、十字架にかけられて死んだイエス・キリストが三日目に復活したことをお祝いする大事な日である。
家庭では、親が家の中や庭に卵形のチョコレートを隠し、子供達がそれを見つけ出す。
中学3年になった私は、もうこいうことは家庭ではやらないだろうと思っていた。
でも、今日友達や従姉妹からメールが届いて驚いた。
私の友達や従姉妹達は皆チョコレート探しをしていたのだ。
しかし、我が家はチョコレート探しはやらなかった。
父だけが張り切っていたけど。
そういう事をやるのは小学生までがやる事だと思っていたからだ。
しかし、中学生や高校生になってもチョコレート探しを楽しんでいたのでビックリ。
私はお父さんが買ってきてくれたクマの形をしたチョコレートの中に、更にクマの首に巻きついているリボンを外すと中から小さなチョコレートが入っていた。
色々な形と味のチョコレートが入っていたので美味しく楽しめた。
来年は私の友達や従姉妹達みたいにチョコレート探しを楽しんでみたいと思う。

昨日のニュースの報告です。
昨日の夜8時にフランスのマクロン大統領が演説し、このままでは感染拡大が抑えきれなくなるとし、幼稚園、小学校、中学校を閉鎖すると発表した。
中学校は4週間閉鎖するとの事である。
その発表を聞いて、今日一日各授業で先生方は休校中何をするかを発表した。
私が通う地域では学校が運営しているアプリがあり、学校と生徒と保護者との連絡や宿題提出が出来る。
どの教科の先生も、に休校中に取り組む課題をそのアプリに掲載と説明した。
今のところ、実際にオンライン授業を実施する予定の科目は社会と英語である。
私はこの国で初めてのロックダウンによる休校を経験する事になる。
以前話した来週実施予定の中学のプレ卒業試験は中止の発表があった。
私はホッとしている。
今私は、高校の入学試験の準備と学校の宿題に追われているからである。
フランスでは、大抵の高校は、書類選考の為、中学校の通知表を提出するだけで私立も公立も合否が決まる。
しかし、私が受けるインターナショナルセクションや私立の超難関校は入学試験がある。
お陰で、入学試験に向けての勉強が出来るので、諦めずに頑張ろうと思った。
