私の父は、6才の時、亡くなっている。私の中に父の記憶はない。1つ違いの兄は、叩かれてた事を良く覚えている。
その父親の事を垣間見る事が出来たのは、母親が死んだ時だ。
片付けている時、勲章らしき物が出てきた。勲六等瑞宝章だ。
戦争中、少尉になった父親に国から、私たち兄弟が生まれる前、頂いたようだ。昭和21年になっていた、
その頃、山口に住んでいた妹が、脊髄性結核になり、入院していて、兄である、父親が、ペニシリンを持ってきたおかげで、命拾いしたと叔母がいっていた。
お兄さんは、命の恩人と話していたのを思い出す。
なんの思い出もない私には、父の功績を知る事で、最後のしの原因が、自殺と言われていたので、救われた思いだ。
イエス様を信じて、何も知らない父母の人生の歩みを知る事で、感謝している。