すべては皇室に繋がっている

雅子様の午餐会のみ出席はインドネシアにとっても好都合 大統領とスルタン(王)を両立させたい複雑な事情

両陛下のインドネシア訪問は国賓招待であるにも関わらず、大統領夫妻主催の食事会が晩餐会ではなく午餐会という異例の形であった。

それは、

雅子様が晩餐会の主賓となれば秋篠宮ご夫妻よりも厚遇を受ける事になる

それは避けたい

という日本側の事情もあったが。

インドネシア側としても、

大統領夫妻主催の食事会を午餐会にして、特別州知事夫妻主催の食事会を晩餐会にしたい

という要望があったと思われる。

なぜなら、ジョグジャカルタには王室が存在し、特別州知事という公職をスルタン()の世襲としてきたが、今後も世襲とするのは時代の流れとして難しいからだ。

スルタン()夫妻が晩餐会、大統領夫妻が午餐会とスルタン()夫妻の方が格式の高い、国賓に対する本来のおもてなしをすれば、インドネシアの国際親善をインドネシアのスルタン、インドネシアの王室が担った事になる。

今後スルタンが国際親善の中心的な役割を担う道筋が出来ただろう。


ただ、国際儀礼上、両陛下を主賓とするスルタン夫妻主催の晩餐会開催は難しい。

国賓のおもてなしは国家元首が行うものである。

国家元首を差し置いて特別州知事のスルタンが国家元首並みのおもてなしをすれば、インドネシアは国際儀礼を守れないおかしな国になる。

ところが、皇后陛下が出席されず、天皇陛下お一方をスルタン夫妻がおもてなしするのであれば、国際儀礼に反しない。

国賓は原則夫婦同伴だからだ。

しかも、大統領は国際儀礼に則った欧米流で、スルタンがイスラム教国の伝統的なおもてなしをする・・・という事であれば、スルタンが晩餐会を開くことに意味がある。


インドネシアはイスラム教国家。


妻の同伴は良い事ばかりとは限らない。












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