秋篠の里を詠んだ西行の歌が新古今和歌集に載っている。
秋篠や外山の里やしぐるらむ
生駒の嶽(たけ)に雲のかかれる
西行の本名(俗名)は佐藤義清。
藤原氏の支流で、祖父の代から紀伊の国に知行地を持ち、その関係で西行の生まれは紀伊の国という説もある。
出家後に高野山に入り弘法大師の遺跡巡礼の旅をした。
紀子様の父系は紀伊の国 和歌山県出身で「紀」は紀伊から取ったとの事である。
また、悠仁様のお印は「高野槙」と高野山の植物。
天皇陛下と愛子様は昨年の令和4年12月4日の夕方、私的に西行の特別展を鑑賞された。
私的訪問は、公務とならない訪問。
公務となるのは政府が関係する事業だが、それ以外で国民に広く知られるべき事柄に関して私的訪問が行われる。
西行が広く知られ、西行の好感度が上がれば、秋篠の里や紀伊の国、高野山が注目を集め、イメージも上がるだろう。
特別展訪問は新古今和歌集など日本の古典文学を学んでいる愛子様の卒業論文の資料集めだったかもしれない。
秋篠宮家とは関係ないと言う人が出てくると思われるが。
卒業論文のテーマも何らかの意図があって選ばれる。愛子様に関するニュースは国内は勿論海外にも広く報道されるのだ。
両陛下と愛子様は陰に日向に秋篠宮家を援護している。