

女子皇族は未婚のままでも皇室に残れず、いずれは皇籍を離脱する制度になっている。
男子のように宮家を創設して独立する事が出来ないので、皇室に居られるのは家がある祖父母や両親の存命中に限られるのだ。
現行制度のままだと女子皇族は降嫁せざるを得ない。
現在、天皇陛下60歳、雅子様57歳、秋篠宮殿下55歳、紀子様53歳。
上皇ご夫妻だけでなく常陸宮ご夫妻も80代。
90代の三笠宮妃百合子様、三笠宮家の信子様65歳、高円宮家の久子様67歳。
女子皇族が全員降嫁すると、14歳の悠仁様の次に若い皇族は53歳の紀子様という事になる。
悠仁様より下位の皇族は全員高齢者。
現在は皇室行事に出席している60代の妃二方が20年後も同様に出席するのは無理がある。
二方が欠席すると、悠仁様が皇族の出席者の中で末席。
悠仁様が結婚するとお妃が末席になるが、男子を産む為に妊娠出産を優先すれば、悠仁様末席は避けられない。
悠仁様の結婚は皇室会議にかけられるが、皇族議員が議事に関係する(利害関係のある)場合は外れ、予備議員が代わりに出席する決まり。
当事者の悠仁様は勿論、両親の秋篠宮ご夫妻も外れる事になるだろう。
天皇陛下は当然ながら、皇后陛下も皇族議員にはならない。
皇室の大事を決める皇室会議の議員は10人。
三権から2人ずつ(国会は衆参それぞれから2人)、皇室から皇族議員が2方。
国民を代表する三権とのバランスをとっての2方なので、減らす事は出来ない。
将来の皇后、将来の天皇の母は、議員10人全員一致で可決が望ましい。
悠仁様の結婚が決まった時、皇族議員を確保出来るだろうか。