新嘗祭は、一年の疲れが溜まり力の弱まった太陽(太陽神)と天皇陛下が翌年も元気に働けるよう、自然の恵み(その年収穫された作物等)を食し満月のエネルギーを貰う。
即位後に行われる大嘗祭は新しい天皇、新しい御世という事で再生の儀式は念入りに行わなければならない。
だから、大嘗祭や新嘗祭は満月の晩か月の使者の兎の日(卯の日)に行うのだ。
ところが、
明治に暦が変わり、新嘗祭の日が11月23日に固定された。
満月ではない日、卯の日以外でも行われるようになったのである。
令和4年の今年の新嘗祭は新月前日の辰の日。
そして、
新嘗祭を行う11月の満月は皆既月食だった。
太陽がまるで満月のエネルギーを取り込む為に覆いかぶさっているかのようだった。