三笠宮家の彬子様と瑤子様、高円宮家の承子様は外国への公式訪問の経験がない。
なぜなら、身位が女王で高位皇族ではないからだ。
皇族の海外訪問の多くは、公益団体からの招待で私的旅行と言われるもの。
国(政府)からの招待でなければ公式訪問という事にはならない。
諸外国へ公式に訪問するというのは、国の代表として行く事。
それだけに時の天皇陛下との血縁関係や身位が大きく影響する。
眞子様と佳子様は、海外への公式訪問の経験がある。
上皇陛下の孫にあたることから「内親王」であり、
天皇陛下の姪、
将来の天皇の姉になる予定。
一方、三笠宮家の彬子様方は、
大正天皇の曾孫。
上皇陛下の従兄弟の子供。
天皇陛下にとっては、はとこにあたる。
旧宮家男子は天皇陛下との血縁関係が遠い。現皇室と最も血縁が近い東久邇家でも、現役世代は天皇陛下の従兄弟の子供。
昭和天皇の曾孫にあたる。
仮に男子の居ない宮家に養子に入れたとしても、身位はどうするのか。
皇室では、はるか昔から「親王」という高位の身位が皇位継承有資格者とされてきた。
つまり、「王」という高位ではない皇族となれば皇位継承有資格者とは言いがたい。
かといって、旧宮家男子に天皇陛下との実際の血縁関係を無視して「親王位」を授けると、上皇陛下の孫で真に高位皇族の悠仁様の優位性は失われる。
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