恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より
第六章 人類滅亡を救う奇跡と癒しの秘密
心の教えを正しく行うと証がついて回る
神癒と自然治癒力
もともと私たちには自然治癒力、
あるいは自己治癒力と呼ばれる能力が与えられています。
それはまさに神様から与えられている力です。
神様は傷つき病んだすべてのものに対して治そう治そうとしておられます。
自然治癒力、あるいは自己治癒力の存在と作用については、
科学者も医学者も認めるところです。
ただ、それを「神の癒し」ですと言うと、なかなか認められなくなってまいります。
自然界には、汚れても浄めてあげようという自然浄化作用があるし、
また怪我をしたら元に戻そうとする作用もあります。
それこそが実は神の愛なのです。
そういう神癒の力にこの自然界は満ちています。
別の言葉で言えば、生命力が横濫しているとも言えると思います。
あとはこれに気付いて、できるだけ欲を出さず、余分な心配をせずに、
私たちを生かし、幸せと健康を願ってくださる神様の愛に感謝して生活していくことでしょう。
動物、植物は余計な心配をしないから、いただいたこの自然治癒力が十分に働きます。
人間は自分の心のアンテナの方向を狂わせてしまう結果、この力をいただきながら、
みすみすその力の発揮を邪魔しています。
この地球上で、お医者さんの世話にならなくてはならないは人間だけです。
家畜やペットはお医者さんの世話になるといっても、飼い主が連れていくだけです。
草木も同様に自然治癒力を与えられています。
刈り込めばたちまちにして芽が出てきますし、枝が折れてもまた新らな芽が出てきます。
犬や猫もそうです。
交通事故によるものですか、よく三本足で歩いている犬や猫を見かけますが、
犬や猫は「えらいことや、私、怪我しました」と、自分で医者に行くのを見たことはありません。
「猿も木から落ちる」と言って、落ちる時がありますが、たとえ足や腰が痛くなっても医者に行かずに、
夏であれば、北側の風通しのいい所で肉体を休めておけば、自然に治ってしまいます。
冬であれば南側の暖かい所で何も考えないで体を休めておくだけで、自然に
治ってしまいます。
~ 感謝・合掌 ~