こんにちは。6/19の課会は先日カンヌ国際映画祭でパルムドール賞を受賞された是枝裕和監督の作品の一つである「誰も知らない」を鑑賞しました。
印象に残ったシーンは、①あきらが動かなくなったゆきを触ったときカメラのアングルが小刻みに揺れているところ②背伸びして外を見るときに映される足や、京子の手のマニキュアが映るたびだんだん剥がれていくところ③薬局?で万引きするかどうかのときあきらの手から汗が流れおちたところです。
これらは子供達の手足の映像を通して、母親が帰ってくるのを心待ちにしていること、焦り、不安の心情や母親が出て行ってからの時間の流れを表していて観客の心を揺さぶっていると思いました。
また、ゆきの成長を最後スーツケースに入れる時に気づくくらい余裕が無くなっていたことや、目がきらきらと輝いていたあきらが徐々に荒んでいくのも本当にリアルでショックを受けました。
是枝監督は子供達に事前に台本を渡さずその場で渡してその場で覚えてもらうらしいので、こんなに自然な演技になるのかなと思いました。
全体を通して、無責任な大人たちに振り回されたり悲惨な環境にいても涙を流さない子供達の姿が忘れられないなと思いました。
生きているのは、大人だけですか。
印象に残ったシーンは、①あきらが動かなくなったゆきを触ったときカメラのアングルが小刻みに揺れているところ②背伸びして外を見るときに映される足や、京子の手のマニキュアが映るたびだんだん剥がれていくところ③薬局?で万引きするかどうかのときあきらの手から汗が流れおちたところです。
これらは子供達の手足の映像を通して、母親が帰ってくるのを心待ちにしていること、焦り、不安の心情や母親が出て行ってからの時間の流れを表していて観客の心を揺さぶっていると思いました。
また、ゆきの成長を最後スーツケースに入れる時に気づくくらい余裕が無くなっていたことや、目がきらきらと輝いていたあきらが徐々に荒んでいくのも本当にリアルでショックを受けました。
是枝監督は子供達に事前に台本を渡さずその場で渡してその場で覚えてもらうらしいので、こんなに自然な演技になるのかなと思いました。
全体を通して、無責任な大人たちに振り回されたり悲惨な環境にいても涙を流さない子供達の姿が忘れられないなと思いました。
生きているのは、大人だけですか。