・軟水Soft water なんすい
カルシュウム、マグネシュウムなどの無機物をあまり含まない水のことを軟水という。以前はドイツ式硬度を用いていたが最近はアメリカ式で軟水は0~60mg/L、中程度の軟水60~120mg/L、硬水120~180mg/L、非常な硬水180mg/L以上として飲料水水質ガイドラインとしている。
ドイツ硬度1度≒ アメリカ硬度17.8mg/L〈水の硬度=2.5×(カルシウムの量)+4.1×(マグネシウムの量)〉として表すことができる。
WHO(世界保健機構)は、アメリカ式でCaO(酸化カルシュウム、石灰)、MgO(酸化マグネシュウム、苦土:くど)が相当量1リットル中に含まれているmg数で硬度で表す。
日本人にとっておいしい飲み水とは硬度が50mg/L前後、中性あるいはPHが6前後(弱酸性)、温度:10℃~15℃位で体温36℃より20℃以下がおいしく感じるといわれる。
硬度50mg/L以下の超軟水は南アルプスの天然水:硬度30mg/L、硬度50~100mg/Lの軟水は(ボルヴィック:硬度50mg/L、六甲のおいしい水:硬度83mg/Lがある。軟水は日本の料理、炊飯、お茶、コーヒー扱うのに最適という。
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