吾輩は猫ではない 4章

月曜日の朝

ワイフは猫処理のため

警察官に言われた電話番号に

手配することに

それはウチじゃなくあちらへと

２，３電話し

たらいまわしにされた結果

環境事業局の外注業者が来てくれました

倉庫の周り、下を覗いたりして

「猫はどこに？」とワイフに

「倉庫の中です」

「そんなところで猫は死なないのだけど・・」

「倉庫に穴は開いてない？」

設置してまだ２年目

開いているはずがないのです

「死後硬直もない・・」

「死んだばかりなのかな？」と言いながら

処理していってくれたらしいのです

あと何日か早くシャッターを開けていれば・・・

ワイフは、そんなところで死なないと言う言葉に

ますます気持ち悪いと言います

・・・事件性？

生活してたんでしょ

倉庫内に食べ物はないけど

快適だったのではないか？

餓死したんでしょと言うと

「私は生きたまま誰かが閉じ込めたと思う」と言うのです

そんな残酷なことするかな？

そんなことをする必要性がないのでは？

段ボールの空き箱に子猫を置いていくならまだしも

そこそこ、大きい生きた猫を？


もしかして





・・・またカメラを見ろと


言っているのか？







チョットした時間、隙間で入ってくるし

中にいたのが分からず閉めただけだと・・

ワイフは「まぁいい、明日、掃除する」と




つづく