ローザの会とは、母、故 石塚由紀子の門下生有志によるコンサートです。
母の、魂のこもったレッスンは、Famirosa harmonyがモットーとしている
音楽浴の精神に則しています。
なので、コンサートの副題はファミローザ・ハーモニーの仲間たち・・・となっています。
第1回目は25年前、父が風船で飛び立って間もない頃でした。
そして、25回目を迎える昨年の今頃、身体の異変が起こったため診察に行ったところ、
急遽大学病院を紹介され、診察に行って即入院。
検査と緊急手術で、回復するまで入院が必要と医師から言われてたのに、
レッスンを待ってる生徒さんたちがいるので、これ以上はいられないと、
約1週間で退院したのでした。
余計な心配はかけたくないから黙ってて!というのが母の強い願い。
事情を全て知ってるのは私たちだけ、母の願いを貫きました。
後で母曰く、「先生を拝み倒して出てきたわよ(笑)」
それからいつものように、会まで全身全霊でレッスンに力を注ぎ込んでいました。
母にとってポルトガルは、魂が休まる場所。
毎年、会を終えてからポルトガルで骨休みすること、
魂の洗濯をすることを楽しみにしていました。
まるで、それを励みに頑張っていたかのような・・・。
そういう場所に巡り逢えたことを心から幸せに思っていました。