サマーブラス・フェスティバル初参加！

　長女の彩音は４月から中学生になり、吹奏楽部に入っています。私と夫がサックスの音色が好きで、無理にとは言わないけれど、もしも良かったらサックスをやって～！と言った結果、本人もちょうど、やりたかったようで、オーディションを受けた結果、めでたくサックスになりました。毎日毎日、遅くまで、本当に熱心に練習しているクラブで、小学校の頃とは全く違う、時間との戦いという感じの生活になってます。
　で、サマーブラスフェスがあるということで行ってみました！東大和市のハミングホール。
　東大和の駅に降り立って、ちょっとビックリ！２０年くらい前の街にタイムスリップしてしまった気分になってしまったのでした。いまどき、都会ではもう見ない、くわえタバコで歩く人、50ccに二人乗りのお兄さん
喫茶店なんかも私が小さい頃、地元で見たような某チェーンの喫茶店。なんだか、時のひずみに入ってしまって、もうこのまま家には帰れないのではないか???と不安になってしまったほど(笑)　ノスタルジック～！

　で、本題です。職業柄、そりゃあオーケストラには耳なじみもあります。今までにも吹奏楽を聴く機会もあったかと思うのだけれど……いつになく、宇宙を感じてしまいました。弦楽器だけだったりすると、ここで吹奏楽器の音があったら、もっと格好良いだろうなあと思う事もあるけれど、吹奏楽は吹奏楽器だけで、こんなに完結していて宇宙観を出せるものなのだな～と感動してしまいました。何より、彩音の学校の吹奏楽部は１年生の人数が多く、初めて楽器を触ったという生徒も多いというのに、立派に演奏していて、練習の賜だな～と思いました。
他に、素晴らしい演奏を披露する学校も多く、私の中の眠っていた何かを呼び起こしてくれるような響きでした！

　ピアノという楽器は、楽器の中でも特に練習量が必要な楽器なので、最近、音楽学校でもピアノ科を受けに来る人が減っているのだそうです。腰を据えて努力をするってことが苦手な子供が増えている……なんてことも、度々聞くけれど、こうやって頑張っている若者もいるんだぞ！と嬉しくもあり、自分の背筋をも伸ばしてくれたような感じでした。

　努力の向こうにある本当の楽しさ、感動を皆に味わって欲しいなあと、いつもいつも願っています。