今日は苔玉教室でした。
セレンディピティの教室で、男性が参加しているのは、苔玉教室だけです。
少しずつ受講生が増え、現在14名になっています。開講当初からの方もあり、新しく参加された方と2コースに分けて、実施されています。
受講年数が7年、8年の方もあります。1回に2個の苔玉を作る訳ですから、さぞ、家は苔玉で溢れていることだろうと、想像されるところです。
・・が、あにはからんや、手持ちの物は、適当な数に納まっているようです。
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10月は柏市手芸協会の文化祭に参加するため、その出品作品のメンテナンスが、今日の課題。これまでに作ったものの中から、1点、作品を選び、形を整えることになります。
先に述べましたように、7年間に作った苔玉の数は、相当なものになりますが、全ての作品が手元に残っている方は、いないようです。
生きている物の取扱いですから、そうは、うまくいかないようです。
作品の中には、欲しいと言われた方に差し上げた物もあることでしょう。
しかし、多くは水揚げなどの管理の失敗によるものが多いと思われます。
しかも、草花や球根類自体が、自然の命が短い訳です。
木物も、根を苔で丸くくるまれて、大きく成長しないように制御された環境になりますから、本来の活力ではないかもしれません。
というような、取り扱う植物に対しての負荷を考慮しながらも、苔玉の楽しさは、とても大きいと感じます。
「どうして枯れたんだろう」
と言いながらも、次の苔玉を作ってしまう楽しさです。
手元は苔玉づくりに力が入り、口元はおしゃべりに花が咲くのが、苔玉教室なのです。
ちなみに、苔玉環境で活力を失った花木は、苔を解いて土や鉢植えに換えて大きくしてあげることも可能です。
苔玉づくりが終わると、お茶しながら、スマホの使い方や介護など、世間話に花が咲きます。😄
😀 夫が出品予定の苔玉 ハナキリンとリトルベイビー
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