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人の風景 emiko life 45話  韓国の空気

韓国の空気とタイトルに挙げてみても、どうなのかな‥。
韓国ドラマを見ていて感じる風景や空気、韓国に旅行した時に吸った空気、どれも違和感なく胸いっぱいに吸い込める感覚を言いたいのですが‥。表現は、難しいかもしれません。
だから気負わずに思い出話しにしましょう。

金大中大統領が、日本から連れ去られたニュースにさえも、そんなに韓国を意識的に捉えたことはありませんでした。戦時中やそれ以前の歴史的な関りから、あまり深く知りたいと思えない国でした。
そんな、私が韓国にはまったのは、韓ドラブームの始まったころです。

どんな風に韓国にはまっていったかというと‥
子どもの時から映画やテレビ好きでしたから、朝ドラや大河ドラマなど見まくっていた、と言えます。その現象が、あるときピタッと止まりました。「ああ、日本のドラマはおもしろくない」と気が抜けた状態になり、夜8時のゴールデンタイムがむなしい時間になっていました。
そんな時、NHKが新しい取り組みと言えるのでしょうが、韓国ドラマの放映を始めました。先ず、最初に放映されたのが『冬のソナタ』です。2003年~2004年に放送された冬ソナで私は、またテレビの前に釘付けになることになりました。ドラマの内容に心が揺り動かされる感動を、何年かぶりに感じて、生き返ったように思えました。

      

イケメンのペ・ヨンジュンときれいなチェ・ジウに引きつけられ、恋する心に胸が熱くなりました。私自身の青春期に引き戻されたような錯覚もしました。
生活に擦り切れた感性が、潤ってきました。より豊かにこの感性を取り戻したいとドラマにまとわりついた感さえあります。
録画して、何回も繰り返し見ました。あの時、あの場面のユジンは、こう言ったと言葉を思い出せたほどです。今は、そうはいきませんが‥。

後日、知ったことですが、この冬ソナに始まった韓ドラブームのドラマたちの誕生は金大中大統領にあるそうです。メディアを取り入れた産業振興を打ち出して、ドラマ制作の規制を緩和した結果、生まれたのが冬のソナタ。自国から、日本、アジアへと韓ドラブームが起こっています。
政府から、こう言ってはダメ、こうしてはダメと規制を掛けられたものが、面白いわけありません。金大中大統領は、優れた政治家だったようです。

優れた政治家と言えば、「イ・サン」もそうだったんだなあと思います。
イ・サンは22代目の王であり、祖父は21代の王・英祖です。
これらの王については、今でも放映されると見てしまう『トンイ』が関係していて、英祖はトンイの息子であり、トンイは、イ・サンの曾祖母ということになります。
こんな関係にドラマを見ていて気がつき、その度に韓国の歴史をひも解いてみました。

        

イ・サンが優れた政治家だったと実感したのは、『韓国の世界遺産巡り』のパック旅行に参加した時です。
ドラマの中で、イ・サンが遷都を試みる場面があります。その地 水原華城に行った時、観光客が沢山訪れていました。「死しても民のために財を残した王だなあ」と思いました。

     
   この城の外は、高いビルが並ぶ都市風景でした。

冬ソナの後に夢中になったのは、『チャングムの誓い』でした。主題歌も覚えていましたが‥。
あんなに男尊女卑の差別が強い社会で生き抜くチャングムが、同じ女性として嬉しく思えました。初めて本格的に作る宮廷料理の場面もみましたし、鍼灸治療の奥深さにも、画面を見てではありますが、触れることができました。済州島も随分、観光化されたそうですが、一度、行ってみたいところです。

         

その他、多くの韓ドラを見て、韓国の歴史も調べて2013年に参加したのが『韓国 世界遺産を巡る』旅です。
上載の華城の写真もそうですが、今回は写真での紹介です。

       
    遺産になっている村ですが、皆さん住んでいました。
      
   床下暖房のオンドルを設置しています。   ハウスの中に唐辛子が植えられていました。

       


      


      
 プサンの国際さかな市場 女性が沢山働いていました。 市場を出ると港。
                            はるか先に九州が見えます。

      
    朝鮮王朝の墓

やっぱり、韓国の空気は、馴染むことのできるものです。先祖が韓国を通って日本に来た人なのかな?ギモンです。😞 


   😊 ベルガモットの花数が増えてきました。




















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